レアル退団セルヒオラモスの争奪戦激化 イタリア1部ローマ移籍浮上

レアルを退団したセルヒオラモス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードを退団したDFセルヒオラモス(35)にイタリア1部ローマ移籍が浮上していると同国メディア「カルチョメルカート」が報じた。

Rマドリードの元キャプテンは6月末の契約満了に伴って退団が正式決定。すでにイングランド・プレミア・リーグのマンチェスター・シティーや同マンチェスター・ユナイテッド、フランス1部パリ・サンジェルマンが獲得に興味を示すなど、多くのビッグクラブは名乗りを挙げている。

そんな中、同メディアによると、来季からローマを指揮する名将ジョゼ・モウリーニョ監督(58)が獲得に乗り出す可能性があるという。「Rマドリード時代の元指導者ジョゼ・モウリーニョから電話にあるでしょう。実際、スペシャルワン(モウリーニョの愛称)は、先行きが不明な有名人をローマに望んでいる」と指摘した。

特にイタリアではプロスポーツを対象にスペイン人の税制が優遇されているとし、同紙は「収入の70%の個人所得税の免除」があることが、獲得への〝切り札〟になるという。ただ同様の理由で同1部ACミランもセルヒオラモスに興味を持っており、欧州ビッグクラブによる争奪戦はさらに激化すると伝えている。

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