長崎発アイドル「スマオブ」 地元で初ライブ 息の合った歌、ダンスで魅了

躍動感あふれるパフォーマンスを披露するスマートオブジェクト.=長崎市築町、メルカつきまちホール

 長崎発の女性アイドルグループ「スマートオブジェクト.」(愛称・スマオブ)が13日、長崎市築町のメルカつきまちホールで初ライブを開き、息の合った歌と躍動感あふれるダンスが観客約100人を魅了した。
 スマオブはリーダーの朱羽(あかばね)あおい=大村市出身=、門間(もんま)るのわ=西海市出身=、夢歌(ゆめか)りある=佐世保市出身=、美咲(みさき)まのん=長崎市出身=の20歳前後の4人。長崎市のタレント事務所「M&Dプロダクション」所属。2019年12月に結成したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまでライブができず、ネットを中心に活動してきた。
 初ライブではサポートメンバー1人と共に、明るくリズミカルなデビュー曲「Dear my friend」をはじめ、激しい振り付けの「color」など8曲を約1時間にわたり披露。観客は曲のリズムに合わせてライトを振ったり手拍子をしたりして、会場一体で楽しんでいた。お笑い芸人の長崎亭キヨちゃんぽんや地元ミュージシャンら計5組もゲスト出演した。
 ライブ後の取材に朱羽は「緊張したけれど全力を出し切って頑張った。自分たちのパフォーマンスに、お客さんたちが反応してくれるのがうれしかった」と笑顔。
 同市内から来た30代の会社員の男性は「1年ほど前からファンになり、この日を楽しみにしてきた。かっこいいステージだった」と感激した様子で話した。


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