【新型コロナ】ワクチン接種「痛くない」 河野行革相、マスクも「接種済み」

新型コロナウイルスワクチン接種後、記者団の取材に応じる河野行革担当相=21日、内閣府

 河野太郎行政改革担当相(衆院神奈川15区)は21日午前、国家公務員の職域接種会場となっている東京・霞が関の旧文部省庁舎で、新型コロナワクチンを接種した。接種後、記者団に「注射に弱いので針が刺さるところは見ないようにしたが、ほとんど痛みも感じず無事に終わった」と述べた。

 新型コロナ対策の切り札と期待されるワクチン接種の加速化に向け、同日から企業や大学などが自ら会場を設けて行う職域接種が本格的に始まったことに合わせ、自身も接種した。河野氏は「多くの方に打っていただき、コロナをなるべく早く抑えられるようにしたい」と期待感を示した。

 この日、沖縄の「かりゆしウエア」を着込んで取材に応じた河野氏は「接種には腕が出しやすい服装で(来るように)ということだったので。ちょっと派手だが、着心地はとてもいい」と説明。「接種済み」を意味する「VACCINATED」と書かれたマスクを着け、「ようやく、今日からできるようになった」と語り、記者団の笑いを誘った。

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