英国出身女優 2度の脳動脈瘤を振り返る「脳損傷を患った後には倦怠感が」

女優エミリア・クラーク(34)は、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で1シーンを変更することができるとしたら、自身のキャラクターが死なないようしたいそうだ。エミリア扮する「ドラゴンの母」ことデナーリス・ターガリエンは、最後のエピソードで殺害されたものの、可能であればそのシーンを変更したいという。

ザスキムによるビデオインタビューで、ドラマ内で11だけ変えられるとしたらという質問に、「そうね、私が死ぬところ!」とエミリアは答えた。エミリアはまた、同ファイナルシーズンでデナーリス役が登場するシーンにスターバックスのコーヒーカップが映っているのは、製作総指揮を務めたダニエル・ブレット・ワイスによる失敗であるとして、朝の好きな飲み物を問われた際、「ネタばらしになるけど、スターバックスじゃないわ。記録用に言っておくと、あれは私のじゃないの。ダニエル ・ワイス、見てるわよ!」と明かした。

一方で、エミリアは以前、命に危険のある脳動脈瘤を2も患った後、デナーリス役が立ち直る「強さ」を与え、自身の「命を救った」と語っていた。「これについて何年も嘘をついてきた。誰かが『あなたはどこで強さを得ているのですか?』と聞いてきたら、『私には全くわからないわ』と答えてた。でも、私とこのキャラクターは共に成長してきたの。陳腐に聞こえるかもしれないけど、彼女は私の命を救ったのよ」「麻痺などは別として、脳損傷を患った後には倦怠感が主に起こる。疲れたというのをいい風に言ってるように思うかもしれないけど、意気消沈させるほどの衰弱感よ。それに、そのことを恥ずかしく感じるから、まともに人の目を見ることもできないの」「ほとんどの人は『ドラゴンの母』』のような立ち直らせてくれるものはないけど、そういう人々に今は話しかけてるの」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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