高山善廣が父の日に発熱して入院したことを妻が明かす「5年前のことを思い出してしまいました」

高山善廣

頸椎完全損傷で治療中のプロレスラー高山善廣(54)の妻が21日、ブログを更新。高山が20日の父の日に発熱したことを明かした。

高山の妻は父の日を祝おうとしていたというが、「ウチのお父さんにも、何か美味しいモノを作って喜んでもらおうと思ってたのですが、突然の発熱で入院してしまいました。(現在は施設にいて施設から病院に入院)コロナもインフルエンザも陰性 でもまだ熱が下がらないので、もう少し入院するそうです」と突然の発熱に落胆した様子。

さらに「病院のドクターに、容態が急変した時の延命措置はどうしますか?など入院時に必要な質問をされて、5年前のことを思い出していました」と2017年5月4日の試合後の事故の後、医師から告げられ時と同様の質問されたことを明かした。

そのため、5年前の記憶がよみがえったといい「5年前の今頃も、毎日、病院に通ってたなぁ… 大阪で試合してそのまま入院してしまったので、とにかく病院の近くに泊まって。本人はケガをして3日目に、病院を転院しました」と振り返った。

当時は首の手術をするかどうか相当迷ったそうで「このままにしておくと、骨の中に入っている脊髄が腫れて、呼吸が止まってしまうかも。などなど、ドクターから色々と詳しく説明を聞き、こんな一大事を、私の一存で決めていいのだろうか?本当に手術しないとこのまま息が止まっちゃうの??手術しなくても、もしかしたらこのまま治ったりしないかな??で首の手術だなんて、こわいっ」と判断するまで葛藤があったという。

入院直後は口から気管挿管されていて、話すことができず「どうしたらいいと思う?と聞いても、ママが決めて、みたいな…自分のことを自分で決める方が、まだ気が楽です。悩みに悩みましたが、やはり手術はしていただきました」と手術を決意するまでの経緯をつづった。

さらに「手術をしたら、もとのように動けるようになるのかもと、あの頃はちょっと期待もしていましたし」と希望を持っていたことも明かした。

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