アラサー宮澤佐江 3度目ピーターパンで「無邪気な子供役リリー」のコツつかんだ

ミュージカル「ピーターパン」制作発表に出席した(左から)瀬戸カトリーヌ、美山加恋、吉柳咲良、小西遼生、宮澤佐江

元AKB48で女優の宮澤佐江(30)、美山加恋(24)らが21日、都内で行われたミュージカル「ピーターパン」の制作発表に出席した。

過去にタレントの榊原郁恵や女優の高畑充希らがピーターパン役を務めた。上演40周年の今作では、女優の吉柳咲良(きりゅうさくら=17)が4度目のピーターパン役を担う。

宮澤はこれまで、インディアンの首長の娘タイガー・リリーを2度演じ、今回で3度目。

演出家の森新太郎氏からは「無邪気で好奇心旺盛なピーターパンに並ぶような子供のリリー」を求められたそうで、すでに始まったけい古で「これで平気かなと思いながらやってきた」と不安もあったという。それでも「1週間前くらいに、森さんが思っているリリーが〝降りて〟きた」とコツをつかんだようだ。

美山は初参加で、少女ウェンディを演じる。けい古では森氏から、ウェンディは「となりのトトロ」のメイをイメージするよう言われたという。

美山は「メイちゃんはトトロに出会ったくらい特別な女の子。ウェンディはネバーランドに行ける特別な子と実感している」とその演出を解釈した。

ミュージカルは7月22日から東京・めぐろパーシモンホールを皮切りに神奈川、大阪、仙台、名古屋の計5都市公演。

© 株式会社東京スポーツ新聞社