東京五輪・パラリンピック組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、日本政府、東京都、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表らによる「5者協議」が21日、オンラインで行われ、閉会後に丸川珠代五輪相(50)が取材対応した。
この日は大会の観客上限数について協議され、全会場において「50%以内で最大1万人」とする方針が決定。これによって購入済みチケットの再抽選の必要性に迫られる。観戦機会が奪られる人に対して、丸川五輪相は「楽しみにしていた方には本当に申し訳ないことだと思います。ただ、このコロナ禍で開く、非常に厳しい状況の中で開催する五輪・パラリンピック。ぜひ限られたキャパシティーの中で大会を開催することに理解をいただきたい」と話した。
その一方で、丸川五輪相は「組織委は新しい応援の形ということで、特にネット等を通じた応援を今、取り組んでいる。そうしたものを通じて、アスリートを励ましてもらえればと思います」と訴えた。