日本相撲協会は21日、元関脇勢(34=伊勢ノ海)が引退し、年寄・春日山を襲名することを発表した。
2005年春場所で初土俵を踏むと、11年九州場所で新十両優勝。12年春場所に新入幕、16年夏場所で新関脇に昇進した。近年はアキレス腱の負傷や蜂窩(ほうか)織炎等のアクシデントにも屈せず無休で土俵に立ち続けたが、今年1月の初場所で左手を骨折して連続出場が1090回でストップ。春場所、夏場所を全休していた。
元横綱稀勢の里(34=現荒磯親方)、元大関豪栄道(35=現武隈親方)らの「花のロクイチ組」からまた1人、ファンを魅了した力士が去ることになった。