韓国プロ野球で珍事 同一球団が球宴ファン投票トップ独占、呉昇桓ら11人がズラリ

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サムスンのピレラ(左)と呉昇桓【写真:Getty Images】

サムスンが久々の上位争いで投票殺到、元広島ピレラも

韓国プロ野球(KBO)は21日、7月24日にネクセンの本拠地・高尺スカイドームで開催されるオールスター戦の出場選手を決めるファン投票の中間発表を行った。10球団をドリーム・オールスターとナヌム・オールスターの2チームに分けて行われるが、この日の発表ではドリーム・オールスターの12人中、11人がサムスンの選手という異例の情勢になっている。

2011年から4年連続で韓国王者になるなど名門として知られるサムスンだが、2016年以降は9位→9位→6位→8位→8位と低迷。しかし今季は首位と2ゲーム差の4位(21日現在)と好位置につけている。さらに、2016年に大邱市内の新球場「ラ・パーク」に移転後初めての上位争いとあって、ファンも盛り上がりをみせているようだ。

ここまで防御率2.96、最多21セーブの呉昇桓投手(元阪神)が抑え投手部門、打率.333、最多タイ16本塁打のホセ・ピレラ外野手(元広島)という元助っ人コンビが指名打者部門で順当に首位に立つ一方で、成績を度外視した投票結果となっているポジションも。一塁手部門では打率.398、7本塁打で首位打者争いを独走するKTの姜白虎内野手が、怪我で出遅れた打率.287、9本塁打の呉在一内野手にリードを許している。

サムスン一色になりかねない中で唯一、外野手部門2位に食い込んだのがSSGの秋信守外野手。昨季までMLB16年でアジア出身選手では最多となる218本塁打、157盗塁をマークした38歳のレジェンドが、韓国プロ野球では1年目ながら人気を証明する形となっている。ファン投票の最終結果は7月12日に発表される。(Full-Count編集部)