無銭ライブ成功!毎週MV公開のアイドル「戦国アニマル極楽浄土」が目指す次のステージ

異色のアイドルグループ「戦国アニマル極楽浄土」

異色のアイドルグループ「戦国アニマル極楽浄土(通称・戦極=せんきょく)」がこのほど、東京・新宿BLAZEで無料単独公演「ドリンク代だけ持ってきな」を開催した。

2018年に結成した戦極は「和風×EDM」を楽曲コンセプトにし、アイドル枠にとらわれないダンスパフォーマンスと歌唱力で、動員を伸ばし続けている。メンバーはリーダーの窮鼠百合(きゅうそ・ゆり=担当アニマル・ネズミ、担当カラー・白)、寅丸さらさ(とらまる・さらさ=虎・黄)、海 飛あお(かいひ・あお=ペンギン・青)、好蘭ありさ(こうら・ありさ=カメ・緑)、狐々ちーりん (こんこん・ちーりん=キツネ・赤)、鴻森月紫 (こうのもり・つくし=コウモリ・紫)、兎遊みゆう(うゆ・みゆう=ウサギ・ピンク)と変わった名前の7人。全員がグラビアで活動するほか、天真爛漫、王道童顔、不思議な眼力やパチスロ好きなど、多彩で飽きないキャラクターが揃っている。

非常事態宣言下で消毒を徹底し、一定距離を開けるなど配慮されたライブは、ほとんどMCなしの中で畳みかけるように激しいダンスと曲が続く。それでも曲間には、お笑い芸人顔負けのアトラクションで観客を楽しませる。この日はサイコロで出たお題で曲の後半を歌い切るというテーマで進行。「イケメンボイス」のお題に困惑しながらもステージをこなし観客を笑わせた。まるで、女性版ゴールデンボンバーばりのお笑い演出だ。

スペシャルゲストとして出演した「ウンチョコチョコピー!」ネタでおなじみのお笑い芸人・GO!皆川もメンバーからイジられる。ついには、「ウンチョコチョコピー!」ネタをコラボしながら熱唱するなどファンを沸かせた。ぶっ飛んだ名前のアイドルに大ブレークの期待が高まる。

戦極は発表している12曲の新ミュージックビデオを公式ユーチューブで毎週公開している。10月18日には東京・お台場のZeppDiverCityで結成3周年記念ライブ「戦極―伏龍の乱―」を予定している。

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