藤井フミヤのアート読本『All About FUMIYART 藤井フミヤの想像新世界』発売前重版決定!

2019年におよそ16年ぶりとなる個展にて再びアート活動をスタートさせた藤井フミヤの活動を追った一冊、 『All About FUMIYART 藤井フミヤの想像新世界』を美術出版社より刊行。 藤井フミヤは1993年の初個展「FUMIYART―Take a break」でCGアーティストとして作品を発表し、 2003年にはアート活動10周年の集大成として大規模巡回展「FUMIYART」を実現。 2019年におよそ16年ぶりとなる個展にて再びアート活動をスタートさせた。 そして、 7月13日から浜松市立美術館を皮切りに全国数ヵ所で個展「藤井フミヤ展 多様な想像新世界 THE DIVERSITY」を開催する。

『All About FUMIYART 藤井フミヤの想像新世界』では、 本展覧会を機に、 藤井フミヤの創造性に迫る。藤井フミヤは音楽活動と並行しながら、 なぜこれほどまでに多くの時間を費やし、 日々ひたむきに絵と向き合うのか。そして、 FUMIYARTが持つ、 アートの垣根を超えた魅力とは何か。 本書は、 藤井フミヤの創作の源泉となる、 古今東西の美術家の仕事に光を当てながら、 水彩絵具、 アクリル絵具、 油絵具、 ボールペンなど様々な画材や道具を用いた作品の制作過程を追いかけ、 その画業=FUMIYARTを多角的にひもとく。 藤井フミヤがアートについて語った1万字超えのロングインタビュー、 2019年以降に制作された新作絵画とこれまでの作品をセレクトしたWorks。 多様な技法を用い、 トライアルアンドエラーを続けるなかから、 描き出される作品群の制作過程に迫ったメイキングでは、 藤井のアトリエ風景や愛用の画材や書籍を紹介。様々なジャンルで活躍するゲスト(山下裕二、 内永太洋、 千原徹也・Ed TSUWAKI)をむかえた対談・鼎談や、 藤井のアート活動をよく知る8名(木梨憲武、 森田恭通、 細谷ゲン、 田辺良太、 アートテラーとに~、 出川博一、 マリー・ロージィー、 おおうちおさむ)からのコメント、 そして貴重な写真とともに振り返るアート活動年表、 さらには帝京大学文学部史学科教授で群馬県立近代美術館特別館長である岡部昌幸による藤井フミヤ論を収録している。

音楽よりも絵画のほうが自分の心の内がストレートに表れているのではないかという藤井フミヤ。 そのアート=FUMIYARTに様々な切り口から迫った1冊だ。

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