【聞かせて】 No.715「 桶谷 祥太郎さん・6年ぶり2回目の山口井筒屋社長に」

 2021年3月、6年ぶり2回目の山口井筒屋社長に就任した。山口赴任は3回目で、着任早々山口市と「地域活性化包括連携」を結ぶなど、精力的に動いている。   

 「多くの人に利用してもらえる商品・サービスをいかに提供できるか」頭は常にフル回転。本店の持つ「力」を、山口店の魅力アップにつなげる催事なども計画中だ。   

 また、本店6階「きたきゅうコロンブス」のように、「地元の良いものを“新発見”して取り揃え、訪れる方々が地元の魅力を“新発見”できるような売場も作っていきたい」と熱く語る。   

 前職は本店の営業副本部長。2011年から3年間は山口店の店長も務めており、現場のこともよくわかっている。「良いものを見つけて“編集”して紹介するのが百貨店の役割。昔も今も変わらない」と、基本をとことん追求していく構えだ。

   

 【プロフィル】1959年2月、萩市生まれ。専修大商学部卒業後、1982年に井筒屋入社。山口井筒屋には2007年の開店準備時からかかわり、2011年から店長、2014年から社長を務めた。その後、本店営業副本部長時代の58歳でゴルフを始め、62歳の今も修行中。

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