ネバネバで元気モリモリ!コシが自慢のうどんを味わってみては?

 毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「奈良にうまいもんあり!」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店を数珠つなぎで紹介していきます。

※この記事は6月21日(月)に放送された内容です。

 広陵町にある畿央大学の近くにお店を構える「釜揚げうどん 鈴庵」。

「打ちたて」「切りたて」「湯がきたて」。コシが自慢のうどんが楽しめるお店です。

まずは、うどん本来の味を楽しめる冷やしかけうどん【ひやかけ】をいただきました。

麺はとても弾力があり、もちもちしています。

食感やコシ・香りなど、特長の違う4種類の小麦粉をブレンドして麺を作っています。

製麺してから1日熟成されているので、食感がもちっと、しなやかです。

おもちのようにしっかりしていて、中心は柔らかさもあり、「エロい麺」を目指されているとか。出汁は、ほんのりとした甘さの中に魚の風味が感じられます。

煮干しをベースに昆布やかつお節などを加え、本場・讃岐のだしを関西風にアレンジした出汁だそう。

お店では種類豊富なうどんが楽しめますが、中でも気になるメニューが。

6月限定メニューの【水ナスベーコン天 サクサクネバトロぶっかけうどん】をいただきました。

卵が入るとまろやかになり、ネバネバは食欲が落ちる今の季節にとても合います。

ボリューム満点の水ナスベーコン天もいただきました。ベーコンの塩気と茄子のみずみずしさがとても合い、満足感も増します!

限定メニューのテーマは「季節の野菜や旬のものを使うこと」。毎月どんなメニューが登場するのか楽しみです!

今年で13年目になる「鈴庵」さん。

店主の水月さんは昔、うどんが嫌いだったそう。子供の頃、家族での外食がうどん屋さんだと残念でしかありませんでした。しかし、さぬきうどんブームの時に現地の製麺所でうどんを食べたところ「物心ついてからこんなにおいしいって思うことってなかなか無い」とカルチャーショックを受けたことが今のお店をオープンするきっかけになっているそうです。

店主・水月 鈴亮さん

「地に足をつけて今からでもやっていけるものは無いかと精査したら、価値観がしっかりあるうどんがいいと思いました。」

店主・水月さん

「茹でたてで出すのを信条としているので少しお待たせしてしまうかもしれませんが、その代わり他とは違ううどんを食べて頂きたいと思っています。」

麺や出汁に深いこだわりを持った「釜揚げうどん 鈴庵」さんのうまいもん、ごちそうさまでした。

※この記事は取材当時の情報です。

気になるお店の場所は?

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