成都ハイテク区、今後5年間に300億人民元を投資し、世界のトップ人材を招待

成都ハイテク区が今後5年間に300億人民元を投資し、世界のトップ人材を招待

AsiaNet 90217(1413)

【成都(中国)2021年6月21日PR Newswire=共同通信JBN】成都ハイテク区(Chengdu Hi-tech Zone)は、中国西部初の国家レベルのハイテク区および最初の国家級独自イノベーション実証区の1つとして、オープンな競争メカニズムを通じて主要な技術問題の実装を促進し、イノベーションと実証の主導的役割を果たし、世界クラスのハイテクパークの建設を加速している。

成都ハイテク区は6月15日、「岷山行動(Minshan Action)」に基づくプロジェクトの最初のグループと需要リストの2番目のグループの記者会見を開催し、Chengdu Minshan Hydrogen Energy and Carbon Neutralization Technology Research Institute(成都岷山水素エネルギー・炭素中和技術研究所)、Chengdu Minshan Integrated Positioning and Navigation Timing Technology Research Institute(成都岷山統合測位・ナビゲーションタイミング技術研究所)、Chengdu Minshan Power Semiconductor Technology Research Institute(成都岷山電力半導体技術研究所)、Chengdu Minshan Microelectronics Advanced Enclosure Technology Research Institute(成都岷山マイクロエレクトロニクス先端エンクロージャー技術研究所)、Chengdu Minshan Cell Engineering Technology Research Institute(成都岷山セルエンジニアリング技術研究所)、Chengdu Minshan West China Medical Surgery Robotics Research Institute(成都岷山中国西部医療外科ロボット研究所)など最初の6プロジェクトをリリースした。1プロジェクトに対する最大約1億人民元の補助金を含め、総額約4億5000万人民元の支援が与えられた。

成都ハイテク区は今年1月、大手研究開発機関(新しい研究開発機関)向けの「岷山行動」を正式に開始し、今後5年間に50の新しい研究開発機関を建設するために300億人民元を投資することを明確にした。

成都ハイテク区の関係責任者は、われわれは「岷山行動」を通じ、世界クラスになって国内をリードすることを目指し、オープンな競争メカニズムの形で世界のトップ人材に招待状を送ると語った。

四川省の北に位置する岷山山脈は約500kmにわたって広がり、高原と山頂が積み重なっている。成都ハイテク区の「岷山行動」は、「頂上」を構築するための「高原」に基づく科学技術革新の決意を宣言したばかりである。

ハイテク企業向けの株式市場「科創板」の上場企業数も、地域の科学技術革新力を示す重要指標の1つと見なされている。Olymvax Biopharmaceuticals Inc.、GIMI、Zongheng Stockなど成都ハイテク区の企業は、今年から「科創板」に次々と上場した。これまでのところ、成都ハイテク区では「科創板」に上場している5つの企業を含め、45の企業が登録され、審査を通過しつつある。

科学技術革新チームと企業の継続的な定着と発展の背後には、イノベーションと起業のための環境を引き続き最適化し、科学技術革新企業の成長・育成メカニズムおよび企業の「フルライフサイクル」サービスチェーンを絶えず改善するための成都ハイテク区の取り組みがある。成都ハイテク区は科学技術革新と産業サービスに関する政策を連続的に発出し、企業発展向けの専門的かつ洗練されたサービスを提供し、科学技術企業向けの生態学的メッカの建設を加速し、「大企業が過半数を占め、小規模企業が一面に広がる」という階層的発展パターンを段階的に形成している。

ソース:Chengdu Hi-tech Zone

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