森保ジャパン悲願の金メダルへ〝酷暑〟が後押しになるか。
日本サッカー協会は22日に東京五輪代表メンバー18人を発表した。
目標とする金メダル獲得へ向けて森保一監督(52)は「確実に前進できていると思う」と大きな自信を見せたが、そのカギを握るのが日本特有の暑さだ。
東京五輪が行われる7月下旬から8月前半にかけて各地の会場では気温40度近くなることがあるばかりか湿度も高い。新型コロナ禍に過密日程も重なり〝消耗戦〟となることが必至だ。
日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)は「こういう状況なので、新型コロナに感染しないよう〝バブル〟の中で活動していきたい。本大会がスタートしたら中2日で試合をしなければならず、フィジカルコーチで松本(良一コーチ)と矢野(由治コーチ)の2人を置いていることがコンディション調整の鍵になる」と対策を徹底。そして「欧州など他の国と比べると我々はこの状況に慣れているので、ホームのアドバンテージを生かしていきたい」と地元で酷暑を経験してきている日本の優位性を強調した。
暑さ対策で万全を期す森保ジャパンが、金メダルへの過酷ロードを乗り切る。