【詳報】妙高高原北小・妙高高原南小、2校を統合方針 妙高市教委 検討組織発足へ

 妙高市教育委員会は、新たに策定した市立小中学校整備構想(2021~26年度)に、妙高高原北・南小学校の統合を目指すことを盛り込んだ。22日、市議会全員協議会で説明した。

 資料によると、2校の21年度児童数は北小70人、南小59人。出生数に基づき、26年度は北小64人、南小37人に減少すると見込まれている。小規模校のメリット、デメリットなどを踏まえ、市教委は統合が望ましいと判断した。対等統合により、新たな校名とする方針を示した。

 市教委によると、在り方に関する検討組織が近く立ち上がる。2校の保護者、後援会、地域住民、教職員の代表やこども園の関係者約20人で構成するという。

 2校をめぐっては、今後見込まれている複式学級に関する勉強会が開かれてきた経緯がある。

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