森山未來、文通相手への手紙の内容に思いふける20代の姿 「ボクたちはみんな大人になれなかった」主演

2021年に全世界同時配信予定のNetflix映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」から、森山未來が演じる主人公・佐藤の、キャラクターポスターが公開された。

数々のヒット作の出演だけではなく、舞台やダンスなど幅広い活躍を見せる森山。「ボクたちはみんな大人になれなかった」では、20代前半から40代を演じ分ける。1990年代の渋谷で恋人と過ごす甘酸っぱい青春時代、テレビのテロップ制作会社への就職や挫折、そして社会の荒波に飲まれ“大人”になっていく佐藤の姿を、繊細な変化で演じ分ける。

公開されたキャラクターポスターは、「愛がなんだ」「街の上で」「佐々木、イン、マイマイン」などのスチルを手掛けるフォトグラファーの木村和平による撮り下ろし写真を使用。机に向かってペンを取る、森山未來演じる20代の佐藤の横顔が写されている。まだスマホが普及していない時代に、求人誌の文通相手募集コーナーから相手を見つけ、手紙にどんな言葉を書こうかと思いふける初々しい一瞬が捉えられている。

また、本作のオフィシャルTwitter(@bmo_movie)とInstagram(@bokutachiha_movie)にて、毎週1名ずつ計7週に渡り、出演キャストと木村和平の撮り下ろし写真を使用したキャラクターポスターを解禁することが発表された。毎週月曜日の21時頃を目安に発表する。キャストの中には、原作と同じ登場人物のほか、映画オリジナルのキャラクターも登場するという。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、2016年に初版が発行された、作家・燃え殻による同名デビュー作の映画化作。原作の文庫本にエッセイを寄せているあいみょんを始め、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXITの兼近大樹といったさまざまなジャンルの世代を超えた著名人からの称賛を受けている。切なさや懐かしさが凝縮された物語は、10代や20代からは感情に訴える「エモさ」で話題を呼び、30代や40代からは舞台となっている90年代を代表するミニシアター、渋谷の街、流行した音楽や映画のタイトルなど当時のカルチャーを懐かしみながら楽しめると支持を得ている。

【作品情報】
ボクたちはみんな大人になれなかった
2021年Netflixにて全世界同時配信予定
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