広島・大瀬良また勝てず…6回6失点KO「自分に原因がある」

6回6失点と炎上した大瀬良。左は石原

勝ちが遠い。広島の大瀬良大地投手(30)が22日のヤクルト戦(マツダ)に先発も6回を投げて被安打6、与四球5の6失点と炎上した。大瀬良は右ふくらはぎのケガから復帰した5月18日の巨人戦から5戦連続で勝ちがない。

この日は立ち上がりから安定しなかった。初回先頭・塩見に四球。青木を併殺とするも、山田にも四球。初回は何とか無失点で切り抜けたが、2回先頭・オスナに二塁打されるなどして一死一、三塁のピンチを招くと、元山に適時打され先制を許す。

なおも一死一、二塁で投手・田口の送りバントを自ら処理するが、送球エラーでもう1点失った。さらに塩見のゴロの間に1失点。さらに二死二塁で青木に適時打され、この回だけで4点を失った。また5、6回にも各1失点して降板した。

大瀬良は「制球できなかった」とがっくり。また復帰から5戦連続で勝ちがないことについて「今日みたいな投球をしたら勝てるわけない。自分に原因がある。立て直したい」と話し、必死で前を向いていた。

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