沖縄戦、きょう「慰霊の日」

犠牲20万人、激戦地で悼む

© 一般社団法人共同通信社

「慰霊の日」を前に平和祈念公園を訪れ、「平和の火」を見つめる子ども=22日午後、沖縄県糸満市

 沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終わったとされる「慰霊の日」を迎えた。76年前に最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で22日、沖縄全戦没者追悼式の前夜祭が営まれた。公園にある「平和の火」から採火した「鎮魂の火」をともし、参列者は日米双方の戦没者20万人超を悼んだ。

 例年は遺族ら300~400人が集うが、新型コロナウイルスの感染拡大で昨年に続く縮小開催となり、関係者ら7人が参列。鐘が鳴り響く中、沖縄平和祈念像に向かって黙とうした。

 沖縄戦は1945年3月26日、米軍が沖縄・慶良間諸島に上陸して始まった。

沖縄全戦没者追悼式の前夜祭で黙とうする参列者=22日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園
「慰霊の日」を前に平和祈念公園の夜空を照らした、サーチライトによる「平和の光の柱」=22日夜、沖縄県糸満市