<レスリング>バジラン・プニア(インド)はロシアで70kg級世界王者と最終調整

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1階級上の世界王者と集中練習し、インド初のオリンピック王者を目指すバジラン・プニア

 インドの多くのメディアは、同国のレスリングで金メダル獲得の期待が最も大きいバジラン・プニアが、今月10日すぎからシャコ・ベンティンディス・コーチとともにロシア・ウラジカフカスで世界チャンピオンを相手に最後の調整に入ったことを報じた。同地で約5週間、トレーニングするという。

 プニアは自身のツイッターで「私はロシアでのトレーニングを、2019年70kg級世界チャンピオンのデビッド・バエフと始めました。ウラジカフカスには優れたスパーリング・パートナーが大勢います」と報告。現地でのトレーニング写真などを掲載し、「技術を磨くのに役立つ優れたトレーニング施設と優れた練習相手がいる」としてロシアを最終練習の地に選んだ理由を説明している。

 ベンティンデス・コーチも「よりよいスパーリング・パートナーがいることで、私たちはさらに改善するはずです。オリンピックへ向けて、トップレスラーとのトレーニングに集中するときです」と話した。

 2018年アジア大会優勝、同年世界選手権2位、2019年世界選手権3位などのプニアは、今月8~9日の「ジオルコウスキ国際大会」(ポーランド)に出場すれば世界王者のハジムラド・ラシドフ(ロシア)と逆転しての東京オリンピック第1シードも可能だったが、参加せずに第2シードが確定した。日本代表の乙黒拓斗(自衛隊)とは3度対戦の機会があり、2018年世界選手権決勝、2020年アジア選手権決勝、2021年アジア選手権決勝と、いずれも乙黒が勝っている(最後の試合は不戦勝)。乙黒はノーシードの見込みで、オリンピックでは初戦激突もありうる状況。

 このあと、57kg級のラビ・クマールと86kg級のディーパック・プニアのインド代表選手も合流する予定という。