宮崎日日新聞社と小林市は22日、SDGs(持続可能な開発目標)の推進を目的とした連携協定を締結した。SDGsに関して県内自治体と宮崎日日新聞社の協定は初めて。協力して啓発活動などを進め、古里への誇りの醸成や地域活性化につなげる。
同市は2020年3月策定の「第2期てなんど小林総合戦略」でSDGs推進を掲げるほか、「すべての人に健康と福祉を」などの目標につながる「健幸のまちづくり」を重点施策に位置付け。宮崎日日新聞社も同年11月にSDGs宣言を行って普及啓発に努めており、相互に連携することで取り組みを強化する。
協定に基づき、宮崎日日新聞社は市職員や市内企業向けの講座や小中高校向けのNIE(教育に新聞を)活動を展開。SDGs推進イベントの周知などにも協力していく。
同市役所であった協定締結式で宮崎日日新聞社の河野誠司社長は「積極的にセミナーを開くなどして、よりよい小林市の未来につなげたい」とあいさつ。宮原義久市長は「協定第1号として、小林の魅力の再発見などへ向けしっかりと連携していく」と語った。
SDGs推進へ協定 宮崎日日新聞社と小林市
- Published
- 2021/06/23 06:00 (JST)
- Updated
- 2021/06/25 17:41 (JST)
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