球界屈指の雨男・青柳「龍神様の加護」で虎のエースに!

チームトップの6勝目を挙げた青柳

「龍神様パワー」で竜倒だ。東京五輪の侍ジャパンメンバーに内定した阪神・青柳晃洋投手(27)が22日の中日戦(バンテリン)に先発し、7回4安打1失点(自責点0)でチームトップの6勝目を挙げた。防御率も1・96でリーグ1位に浮上。身上のゴロアウトを量産する投球術が冴えわたり「丁寧に投げられましたし、野手も本当にいい守備が多かった。自分らしさが出て良かったです」とヒーローインタビューで白い歯を見せた。

矢野監督も重要なカード初戦を勝利で飾ってくれた侍右腕を「アイツでしっかり勝てたという試合。1点差のゲームで粘れたという点は青柳が成長した部分」と称賛。今や「虎のエース」と言える存在にまでなった。

今季ここまで中日戦に3試合登板し、対戦防御率1・33。竜打線を相手に抜群の相性の良さを誇る。それもそのはずだ。球界屈指の雨男として知られる青柳は「竜」の上位互換とも呼べる存在の「龍神様」によって加護されていると「日本雨女雨男協会」の広報担当・廻田彩夏氏(33)は説明する。

「古来、日本では我々のような雨女、雨男たちは水を司る神、龍神様に加護された存在であると言われてきました。それと同時に龍神様の加護を受けている人々は生来の勝負強さが備わっているともされています。プロ野球の舞台で戦う青柳投手にはピッタリの神様ですよね」

猛虎で、侍で、今後とも青柳には「水もしたたるいい投球」を期待できそうだ。

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