【筆者愛用】料理好きキャンパーにおすすめ「コールマンのホワイトガソリンツーバーナー」の魅力を徹底解析!

アメリカ在住ライターの舟津です。キャンプの醍醐味、キャンプ飯。その料理の相棒として出番が多いグリルは、コンパクトなソロ用から、大人数楽しめる大型なモノまでさまざまあります。今回は「料理好きも納得する火力」でキャンプ飯が楽しめる、我が家が使用するコールマンのホワイトガソリンツーバーナーをレビューします。

コールマンのツーバーナーは燃料違いで大きく2つに区別

アメリカの老舗アウトドアブランド「コールマン」。テントや寝袋などの商品のほかに、キッチンアイテムも充実しており、とくにバーナーは人気商品。その中でも燃料の違いで大まかに2つに分けられます。

LPガスバーナー

ブタンガスを主燃としたカートリッジ式のLPガスを使用するバーナー。扱いが簡単で初心者向き。
カートリッジ式で装着するとすぐ点火でき、使い方も簡単。だたし、寒い場所でガスが点火できないことがあり、ランニングコストは高め。

現在販売されているコールマンのLPガスツーバーナー「パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ」は、定価13,800円。

ホワイトガソリンバーナー

筆者撮影

ホワイトガソリンが燃料のバーナー。寒い場所でも点火でき、扱いは難しくはありませんが、ガソリンをタンクにいれ、点火するときポンピングが必要。多少手間がかかりますが、ホワイトガソリンは缶単位で販売されており、LPガスよりランニングコストがかからず、作りが単純で、簡単にメンテナンスが可能。

現在販売されているコールマンのホワイトガソリンのツーバーナー「413Hパワーハウスツーバーナー」は、定価28,800円。LPガスのツーバーより値段は高め。

筆者が愛用するコールマンのホワイトガソリンツーバーナーの魅了は?

我が家には5つホワイトガソリンツーバーナーがありますが、主に使用しているのは、425E(1979年製造)と413G(1978年製造)の2つ。

筆者撮影

夫婦2人で行く場合は、横幅が45.5センチで413より一周り小さく持ち運びしやすい425E、友達とワイワイキャンプに行く場合は413Gと、その時のキャンプスタイルで使い分けしをていますが、このコールマンのホワイトガソリンツーバーナーの魅力は・・・・。

【魅力1】火力が強い

筆者撮影

ホワイトガソリンのツーバーナーを持つ前は、LPガスやガスボンベのモノを使用していましたが、大きめのケトルで水を沸かそうとするとなかなか湧かず、ガスの燃費が早かったのですが、ホワイトガソリンにすると大きめのケトルでも水が早く沸きます。また、火力が強いのでパンやチャーハンなど火力が重要なレシピもキャンプで作れ、キャンプ飯のレバートリーが増えました。

【魅力2】燃費代が抑えられる

筆者撮影

カットリッジ式の燃料ではなく、ホワイトガソリンは缶で販売されており、LPガスよりリーゾナブル。火力は強いですが燃費がよいので、経済的です。また、LPガスやガスポンべは「ガス抜き」をして捨てなければなりませんが、ホワイトガソリンの缶はガスが入っていないためその必要はありません。

【魅力3】丈夫で寿命が長い!育てるキャンプギア

筆者撮影

この2つのツーバーナーは両方とも40年以上前のビンテージ品ですが、いまだに現役で使用できます。ジェネレーターの交換などメンテナンスは必要ですが、手をかけてあげればあげるほど、火の調子もよくなり、育てたくなるアイテムです。

【魅力4】寒くとも使える

筆者撮影

LPガス缶の種類にもよりますが、寒いと使用できなくなります。つい先日ですが、雪がちらつき0度近い気温でキャンプをしたとき、我が家のホワイトガソリンのツーバーナーは元気に動いていましたが、友達のLPガスのバーナーは気化せず使えませんでした。

冬にキャンプをしない人には問題ないかもしれませんが、寒い季節もキャンプに行く人は寒さに強いホワイトガソリンがよいでしょう。

ただし・・・難点もあります

筆者撮影

【デメリット1】手間をかけたくない人には向かない

最初に述べた通り、LPガスのツーバーナーに比べると着火に手間がかかります。また、使用した後、タンクにガソリンを残しておけないため、ガソリンをまた缶に戻す必要があります。慣れると全然問題はありませんが、できるだけ手間をかけずに気軽にキャンプを楽しみたい人向きではありません。

【デメリット2】屋内で使用できない

密閉した空間で使用すると一酸化炭素中毒を起こす危険があるため、家やテントの中で使用できず、屋外向けのギアです。

【デメリット3】メインバーナーの火力は強いが、サブバーナーの火力は弱め

コールマンのホワイトガソリンツーバーナーの作りはバルブが1つ。左のサブバーナーだけを使用することはできず、メインバーナーを通ってガスがサブバーナーに行くため、2つコンロを使用するときは、サブバーナーの火力はメインに比べ弱くなります。

LPガスのツーバーナーは燃料タンクが2つあり、2コンロの火力は同等。ホワイトガソリンツーバーナーで2つ同時にコンロを使う場合は、少し不便さを感じるかもしれません。

【デメリット4】初期費用が高い

ランニングコストはホワイトガソリンのほうが経済的ですが、ツーバーナーの本体の価格はホワイトガソリンのほうが高価。壊れにくい点も考え、長期的にはコスパはよいのですが、あまり使用しない人向きではないのかもしれません。

ホワイトガソリンのバーナー向きのキャンパーは?

筆者撮影

初心者でも機械いじりが好きな人、料理に火力を求めている人、冬でもキャンプをする人はホワイトガソリンのバーナーがおすすめ。

ランタンなど他のキャンプギアの燃料をバラバラにすると荷物も重くなり、効率がよくありません。ランタンとバーナーの燃料は合わせるようにしましょう。

コールマンのツーバーナーはビンテージ品も多く、コレクターに人気が高いアイテムです。レトロで「映える」バーナーとしても人気があり、これを持っていると「キャンプをある程度知っている人だな~」と思われるかもしれません。

手間暇かけてコールマンのガソリンツーバーナーを楽しむ人は意外に多い⁉口コミ情報は?

メンテナンスを楽しんでいる人も多いようです!

コールマンのホワイトガソリンツーバーナーでキャンプ飯を充実させよう

筆者撮影

コンパクトなシングルバーナーでキャンプを楽しむのもあり!ですが、キャンプ飯が充実するとそれだけでキャンプは楽しくなります。火力が強く、見た目もクールなコールマンのガソリンツーバーナーでキャンプライフをより充実させよう。

▼こちらの記事もどうぞ

【初心者必見】現在大人気の「ツーバーナー」の選ぶときのポイントとおすすめ9選! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

© ハピキャン