ケミストリー川畑要 ユーチューブ大反響の裏に “大きな強み”

アルパインの製品をPRする川畑

男性デュオ「CHEMISTRY」の川畑要(42)が、ユーチューバーとしての存在感を見せつけている。

川畑は22日、横浜市のモーション・ブルー・ヨコハマで、ブランドアンバサダーを務めるアルプスアルパイン株式会社のカーオーディオ「AlpineF#1Status(アルパイン エフナンバーワン ステータス)」発表会に出席。以前から、同ブランドに憧れを抱いていたそうで「デビュー前は建築現場で働いていて、先輩がアルパインのスピーカーを使っていたり、ステッカーを車に貼ったりしていて。いつか車を買ったら、アルパインにしたいと思っていた」と明かした。

そんな川畑は、昨年6月に個人のユーチューブチャンネル「KKTV」を開設。この日のイベントでは、同社の代表取締役副社長執行役員の米谷信彦氏との対談動画の一部が公開されたが、対談は4月に川畑のユーチューブチャンネルにもアップされていた。

開設1周年を迎え、現在はチャンネル登録者数11.7万人を突破。昨年9月に投稿された「川畑要が【猫 Dish】を歌ってみた」というタイトルの動画は、再生回数478万回を記録し、ユーチューバーとしても活躍の場を広げている。

芸能プロ関係者は「川畑はモー娘。などを輩出したオーディション番組出身。熾烈な争いを勝ち抜いた歌唱力は折り紙付きで、デビューシングルがミリオンセラーとなるなど一時代を築いた。『歌ってみたシリーズ』はどれも視聴回数が伸び続けている」と語る。

今後はアルプスアルパイン社のアンバサダーとして、自身のユーチューブチャンネルを中心に、同社の取り組みなども発信する予定だ。

ワイドショー関係者は「歌手活動だけでなく、今回のイベントのように車好きをユーチューブに落とし込んで活動することは、大きな強みになるでしょう」と指摘する。

コロナ禍でも、前向きに新たな魅力を発信しているようだ。

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