暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX（地上波9ch）の情報番組「東京インフォメーション」（毎週月―金曜、朝7:15～）。今回は国の緊急事態宣言が解除され21日から始まった都のまん延防止措置についてや、新型コロナウイルス感染症の影響で一時支援金等の受給をした人向けの緊急支援を紹介しました。
◆緊急事態宣言を解除 まん延防止等重点措置を実施
国の緊急事態宣言が解除され、都内は、きょうから、まん延防止等重点措置が実施されています。
（小池知事会見／18日）
「東京都は、6月21日（月）から、まん延防止等重点措置へが決まりました。期間は、6月21日（月）～7月11日（日）まで。23区、そして檜原村・奥多摩町を除く多摩地域の各市町を対象区域として、重点措置を実施いたします。
まず、施設の使用制限です。重点措置区域の事業者の皆さん方には、特措法に基づいて、1,000㎡を超える集客施設に対して、午後8時までの時短を要請、1,000㎡以下の集客施設に、時短への協力を依頼いたします。
イベントは、国の規模要件と同様の取り扱いといたします。開催時間は、引き続き午後9時までといたします。
飲食店や遊興施設などについてです。6月21日（月）以降、午前5時～午後8時までの時短を要請いたします。なお、対象区域外については、午後9時までの時短といたします。
酒類の提供については、感染防止徹底宣言ステッカーを掲示して、そして『コロナ対策リーダー』の登録、研修を修了されている店舗については、2人までの利用、午前11時～午後7時までのオーダー、滞在時間は90分以内、これらを条件として、酒類の提供を可能といたします。
これは、今後、感染状況が悪化して、再びステージ4に相当するような状況が視野に入った場合には、ただちに、酒類提供の全面停止を要請する方針で、悪化するとまた元通りになるということです。
都民の皆さんには、王冠が貼ってあるステッカーや、青いステッカーが掲示されているお店で、2人以内、90分以内としていただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。
今回の重点措置期間中、全面的にご協力いただいた飲食店などに対しましては、売上高に応じて、1店舗あたり、中小企業には52.5万円～420万円、大企業には上限で420万円の支給の予定をしています。
これに加えて、ご協力いただく大規模な集客施設、テナントなどに対して、協力金を支給いたします。
皆さんお一人お一人の行動が、感染拡大防止にこれまでも貢献してきましたし、これからも大きな影響になるかと思います。引き続きのご協力を、よろしくお願い申し上げます」
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/18/30.html
◆一時支援金等受給者へ緊急支援
都は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一時支援金等の受給をした人向けに、緊急支援を実施します。
まず、経営課題を解決するための専門家の派遣を、1社4回まで、無料で受けることができる「専門家の派遣」と、自社の生産性向上のためのデジタル技術の活用に要する経費の一部が助成される「デジタル技術の活用による生産性向上」は、東京都中小企業振興公社総合支援課にお問い合わせください。
新たな販路開拓に向けて、国内外の展示会出展費用やECサイト出店初期登録費用などの経費の一部が助成される「中小企業の販路開拓支援」と、東京の魅力的な地域資源などを活用した新製品・新サービスを創出するための経費の一部が助成される「地域資源を活用した新製品・新サービス開発支援」は、東京都中小企業振興公社助成課にお問い合わせください。
そして、新たな事業の展開に必要な最新機械設備などを購入するための経費の一部が助成される「経営課題解決のための設備投資支援」は、東京都中小企業振興公社設備支援課にお問い合わせください。
受け付け期間は、いずれも、7月1日（木）からです。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/07/26.html
＜番組概要＞
番組名：東京インフォメーション
放送日時：毎週月―金曜 7:15～7:20
キャスター：久保井朝美、中村美公
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/
