セルヒオラモスのパリSG入り確実…レアルの同僚DFバランが行き場を失う!?

パリSG入り濃厚のセルヒオラモス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードを退団したDFセルヒオラモス(35)のフランス1部パリ・サンジェルマン入りが濃厚となったことで、コンビを組んだ同僚選手が〝犠牲〟になりそうだ。

スペインメディア「デフェンサセントラル」によると、セルヒオラモスは来季去就について「レアル・マドリードの何人かの選手に、将来はPSGにある」と伝えていたという。ブラジル代表FWネイマール(29)ら世界的なスター選手が在籍し、常にタイトル争いをしていることが決め手になったようだ。

セルヒオラモスをめぐっては他にもイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやイタリア1部ローマが獲得に動き出していたが、かねて有力とされていたパリSG入りが確実に。その一方でRマドリード時代にセンターバックでコンビを組んでいたフランス代表DFラファエル・バラン(28)の動向が問題視されている。

同メディアによると、今季限りで退団がささやかれているバランにはパリSG入りが浮上していた。特にRマドリードが獲得を狙うパリSGのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の移籍金の一部としての譲渡プランが浮上していただけに、セルヒオラモスの移籍が実現すると、センターバックの枠がなくなり、加入は難しくなる。

まだ正式決定ではないもの、セルヒオラモスの去就がバランの将来にも大きな影響を与えることになりそうだ。

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