東国原英夫氏 酒類提供中止で組織委のもくろみを推測「だから有観客はいいですよね。しめしめ」

東国原氏

元宮崎県知事、元衆院議員の東国原英夫氏(63)が、23日までに自身のツイッターを更新。東京五輪の会場で酒類提供が見送られた“背景”を推測した。

東国原氏はまず「五輪会場、酒類の販売見送りへ 2021年6月22日→見え見えの観測気球だったね」とバッサリ。

そして「今回の競技場内の酒類販売・提供のドタバタ。『Jリーグやプロ野球では一部提供しているし、飲食店も一部緩和したんだから大丈夫でしょう』『取り敢えず、酒類販売・提供を検討中と観測気球を上げてみましょう』。結果、想像以上の世論の猛反発があった」「丸川大臣の『ステークホルダーの存在もある』の一言が、金満オリパラの本質・体質を如実に表している」などと厳しく指摘した。

さらに「組織委としては『私達は酒類提供を中止し、国民・都民の意見を反映させてますよ。ですから有観客はいいですよね。しめしめ』だろう」と、一連の騒動の裏にある組織委のもくろみを推測してみせた。

居酒屋などの酒類を扱う飲食店に厳しい販売制限が課される現状で、五輪会場で酒類販売をすることには、「スポンサーへの忖度ではないか」など厳しい意見が寄せられていた。

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