楽天・田中将大投手(32)が23日の西武戦(メットライフ)でルーキーイヤーの2007年以来、14年ぶりのボークを犯した。
場面は2―0で迎えた1回裏だった。一死から2番・源田をストレートの四球で歩かせ3番・栗山の打席で冷静な田中将の所作が乱れた。
カウント1―1からの3球目を投じるためセットポジションに入った田中将だったが、ここで一塁走者の源田が塁上でマウンドの右腕をけん制。ボールを長く持ちながらスタートのタイミングを図られないように対処していると、ここで源田がスタートのアクションを起こす。
それにつられ楽天ベンチから声が飛ぶと田中将はプレートを外し、セカンドへターンしようとするも動作はギクシャクしており、源田はすぐに一塁へ帰塁した後。この一連の動作がボークと判定され田中将にプロ1年目、07年以来のミスが記録された。