阪神・佐藤輝明内野手が２３日の中日戦（バンテリン）の６回に１９号ソロをマーク。ＮＰＢの新人左打者としては最多となる高橋由伸氏（巨人、１９９８年）の記録に、前半戦終了前の時点であっさりと並んでしまった。
１―２と１点ビハインドの６回一死無走者。この日３度目の打席に入った佐藤輝は、相手投手・福谷の投じた外角への３球目チェンジアップを強振。強烈な打球音とともに高々と舞い上がった白球は、広いバンテリンドームをものともせず、バックスクリーン右のフェンスを越えていった。
これで佐藤輝は直近５試合で３本塁打。現時点でセ・本塁打王レース２位に浮上した。球界全体を戦慄させる規格外男は「しっかり自分のスイングができました。同点に追いつくことができたので、ここから１点でも多く取って勝ちに繋げることができるように頑張ります」とコメントした。
