工業系高校生ら技能競う ものづくりコンテスト 7月九州大会

電子回路組立部門で課題に取り組む生徒=佐世保工業高

 工業系の高校生が技術や技能を競う「長崎県高校生ものづくりコンテスト」(県教委主催)が19日、佐世保市瀬戸越3丁目の県立佐世保工業高など県内5会場で開かれた。
 旋盤作業や木材加工、測量など7部門で6校計73人が出場し、正確性や課題の達成度合いなどを競った。同校で開かれた電子回路組立部門には10人が挑戦。生徒たちは、制限時間内で回路を組み立てた後、マイクロコンピューターにプログラミングをし、発光ダイオード(LED)を点灯させたり、モーターを回転させたりする課題に向き合い、集中して手を動かしていた。
 各部門の最優秀者は、7月4日に福岡県で開かれる九州大会に出場する。
 各部門の最優秀者は次の通り。    (敬称略)
 ▽旋盤作業=片渕美徳(長崎工3年)▽電気工事=高原慶博(同3年)▽電子回路組立=濱端翔太(同3年)▽化学分析=材木凱(同2年)▽木材加工=入江歩(同2年)▽測量=鹿町工(永石大吾、松尾海輝、山口星樹=いずれも3年=)▽自動車整備=高尾翔太(長崎工2年)

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