現在、世界的なチップ不足が起きており、それが特定の製品の発売に影響を与えることは間違いありません。例えば、それを理由にSamsungは今年予定されていたGalaxy Noteシリーズの新モデルを延期することを選びました。しかし、AppleのiPhone 13の場合、他の製品ほどの問題は無いようです。
これは、DigiTimesからの報告によると、TSMCがAppleを優先するようだからです。その報告では、TSMCがAppleと自動車メーカーからの注文を優先する予定だと言われています。何年もの間TSMCがAppleの重要な製造パートナーだったことを考えると、前者についてはそれほど驚くことではありません。
TSMCの製造プロセスのおかげで、AppleのAシリーズチップセットが競合のAndroid勢と同等、またはそれを上回ることが出来たと言っても過言ではありません。さらに最近では、AppleのMacシリーズでIntelのプロセッサを置き換える為に使用されている、自社製チップセットのMシリーズも彼らが引き受けています。
そうは言っても、9to5Macが指摘しているように、TSMCがAppleを優先するということはそれほど大したことでは無いかもしれません。AppleのCEOであるTim Cook氏は以前、”レガシーノード”を備えたチップセットを大量に入手するのに苦労することになると警告していました。つまり、高い優先順位があったとしても、Appleにとってはそれでも十分では無い可能性があります。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら
The post
first appeared on
.
