亡き妻の霊呼び出す小説家 再会を喜ぶ元妻 だが小説家には新しい妻が 「ブライズ・スピリット」9月公開

大ヒットテレビシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ・キャストとオスカー女優ジュディ・デンチによる、ノエル・カワードの戯曲を映画化した映画「ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!」が、9月10日より劇場公開されることが決まった。

「ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!」は、1941年初演のノエル・カワードによる戯曲「陽気な幽霊」を原案とした作品。脚本のアイデアを得るために、霊媒師に頼んで死別した元妻エルヴィラを呼び出したベストセラー小説家。再会を喜ぶエルヴィラだが、小説家には新しい妻がいた。俳優・作家・戯曲家・脚本家・演出家・作曲家・歌手・映画監督といくつもの顔を持っていたノエル・カワードによる戯曲は、時代を超えて約2000回にわたって上演され続け、1945年にはデビッド・リーン監督によって映画化もされている。

そんなカワードの戯曲を現代にフィットする物語としてよみがえらせたのは、6年連続でエミー賞を受賞したイギリスの大ヒットテレビシリーズ「ダウントン・アビー」の監督のひとりであるエドワード・ホール。1937年が舞台となる本作で、当時建てられたイギリスのアール・デコ様式の豪邸を使用し、レトロでエレガントなファッションとインテリアなどの細部にまでこだわって再現している。

「ダウントン・アビー」でブレイクを果たしたダン・スティーヴンスが小説家役として出演。スランプから脱出するために、霊媒師の力を借りて亡き妻をあの世から召喚させる小説家を、コミカルに演じている。あの世から戻ってきた妻エルヴィラ役を「ブリングリング」のレスリー・マン、チャールズの現在の妻ルース役を「お買いもの中毒な私!」のアイラ・フィッシャーが務める。さらに、「007」シリーズのM役などで知られるオスカー俳優のジュディ・デンチが、霊媒師を演じている。

【作品情報】
ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!
2021年9月10日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ショウゲート
© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

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