川崎市、区役所窓口をデジタル化 インターネット申請導入へ

 川崎市は23日、区役所の窓口を来年1月からデジタル化し、転入・転出手続きや住民票の写しの発行などをインターネットで申請できるシステムを導入すると明らかにした。受け付けや処理手順の変更に伴い、来年度中に区庁舎内のレイアウトも変更する。

 新システムは、事前に専用サイトで入力した申請内容などを来庁時にQRコードで呼び出すことで、手続きの迅速化を図る仕組み。インターネットを利用できない市民向けには、窓口に設置するタブレット端末で入力できるようにする。不慣れな来庁者には操作支援要員がサポートする予定。一方、従来通り書類による手続きにも対応するという。

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