【JRA】落馬負傷の北村友が退院 宝塚出走の“相棒”クロノにエール

北村友一騎手

5月2日の阪神2R(ダート1200メートル)で落馬し、椎体骨折および右肩甲骨骨折と診断され休養中の北村友一騎手(34)が24日、京都市内の病院を退院した。復帰には1年かかる見通しで、今後もリハビリを続けていく。

北村友は「手術の後、5月17日に転院してからはコルセットを着ければ歩けるようになりました。復帰だけが目標ではなく、心身とも強くなってケガをする前以上に結果を出せるようになることが目標です」とコメントした。

入院中はメールや電話で多くの励ましの声が届いた。同騎手は「コロナ禍で面会ができない中、福永さんが差し入れを預けてくれました。それも1度や2度でなく。その気持ちがすごくうれしかった。多くの人が励ましてくれて、前向きに頑張れました」と周囲のサポートに感謝の言葉を述べた。

また、今週日曜にはデビューから主戦を務めてきたクロノジェネシス(牝5・斉藤崇)が宝塚記念(阪神芝内2200メートル)に出走。「ファン投票1位はうれしいこと。無事に走ってくれて、いい結果が出ればうれしく思いますし、ファンと同じ目線で応援します」と相棒にエールを送った。

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