著名人たちからエール!レスリー・キー監修、輝くLGBTQたちに密着した新番組「This is ME!!」とは?

先月5月23日(日)に初回の放送を終えたLGBTQ応援新番組『This is ME!!』
各界で活躍するLGBTQの方々をゲストに迎え、 自身がセクシュアルマイノリティであることに気づくまでの葛藤やカミングアウト後の生活、環境の変化など、ゲストの人生を振り返ると共に、現在の前向きに楽しく活動する姿や未来への希望を語っていく。

第一回目のゲストには、世界的写真家レスリー・キーと、パートナーである英語教師・モデルのジョシュア・オッグが登場。2人のラブストーリーに焦点を当てつつ、外国からみた日本のLGBTQのあり方や今後の歩むべき方向性について、一石を投じる回となった。

この番組を制作したのが、2009年、はるな愛さんがグランプリを受賞したことでも知られる「ミス・インターナショナル・クイーン・ジャパン」を運営する株式会社Viva la Vida(スペイン語で人生万歳の意)。セクシュアルマイノリティの人たちの優れた才能をエンターテインメントを通して発信することで、差別のない公平で豊かな社会を目指している。

代表を務める、江島舞さんは自身がこの番組の企画・プロデュースを行う理由に、
父の関係で気付けば周りにLGBTQの方々がいることが当たり前の環境にいた私にとって、偏見や差別で人生を楽しめなかったり、夢を諦めてしまっている人たちがいることは非常に残念だと思っています。彼ら(彼女)たちの独創性のある知性は宝だと思います。だから真っ直ぐに、たった一度の人生を大いに楽しんでほしくて、この番組を作ることにしました。

知られざる才能や感性で世界を牽引するLGBTQの方々にフィーチャーしたのもそんな理由からです。キラキラと輝き、憧れるような存在になった今ではあるかもしれないけれど、その方々が乗り越えてきた人生のストーリーには、私たちに夢や希望を与えてくれるパワーとメッセージが宿っています。

一人でも多くの人に感動を届けることで、「人間の素晴らしさ」を伝え、差別や偏見の無い社会を目指していきたいと思っています。
と番組制作に対する熱い胸の内を明かしてくれた。

番組の監修はレスリー・キーが担当。江島さんの想いに共感したことで最強タッグが誕生し、今後も一緒に面白い試みを測っていくとのこと。

放送一回目を終えた番組には、数多くの著名人から番組とレスリー&ジョシュアカップルへのエールも届いたので、その一部をご紹介。(※50音順掲載)

●東ちづる/5年前、映画「私はワタシ〜over the rainbow〜」に出演してもらった際には自身のセクシュアリティは明かさなかったのに、ここ最近のカミングアウトっぷりは、なぜ? 写真やアート、人権活動、パートナーへはもちろん、関わる人たち全てへの愛とパッションは、なぜ? 人生そのものが好奇心と探究心の塊なのは、なぜ? レスリーに会う度に「なぜ?」が膨れ上がります。それが一気にストンとひ腑に落ちた感じ。この続き、まだまだ見たい。一緒に何か作っていきたい。そう思わせる天才ですね!

●鮎貝健/初めてお会いした時からそのチャーミングさにすっかり魅了されたのを思い出します。そして、そのレスリーのハートをガッチリ掴んだジョシュア! お二人と、ステキなご家族のみなさまに心より祝福を贈ります。「This is ME!!」番組を通じてレスリーとジョシュアの二人の世界はまさに愛に溢れていて、そこには最早Hateが立ち入る隙はない事を改めて感じました。簡単な道のりではなかったかも知れない。でも紛れもなく二人が選んだそれぞれの道がお互いの存在へと導いたのだと思います。痛みを知る二人だからこそ強くなれる。これからも周りを大いに巻き込んで虹のような色とりどりの愛を育んで下さい! 夢を見る永遠の少年と、彼の愛する全ての人に、乾杯!

●杏里/私はいつも”人はみんな同じで、誰かを愛する事は自由”と思っているので「This is ME!!」のような番組は素晴らしいと感じています。愛はすべてを平和に、そして人と人との関係を優しくしてくれます。レスリーとは長い付き合いですが、ジョシュアと出会った事でますますパワー全開。二人は出会うべき運命の中で本当の純愛を見つけたことによって、新たな一歩を踏み出しました。自信に満ち溢れた二人を見守って行けたらと思います。日本の音楽を愛し、想像を絶する努力の結果、夢を叶えたレスリーとジョシュアに、そして、すべての愛し合う人たちに心からのエールを贈ります。これからも誇りを持って、幸せの光でまわりを照らし続けてください。

●北川悦吏子/誰が誰を愛してもいいと思う。そして、思いが叶い、愛し合うことは美しい。見ているこちらまで、幸せな気分になるね。

●Keiko Lee/皆がレスリーの濁りのない魂に吸い寄せられ、優しさとパワーの掛け算から新たなアートが生まれる。そして次々に夢を叶えていくレスリー。貴方は本物のエンジェル! 番組を観て、また愛と希望をいただきました。You are the ONE !! 差別の無い愛に包まれる地球を作っていくパイオニアの一人ですね♡ Love XX

●竹中直人/レスリーの揺るぎないエネルギー、それは自分を信じ、自分が今まで出会ってきた人たちを信じて生きてきたからこそ、生まれたものだと思う。そこに辿り着くまでレスリーはどれほど傷ついて生きてきたのか…決して逃げず自分を貫くこと…レスリーは《命の限り》を深く心に感じている人だ。命ある限りたくさんのものを愛さなきゃ!人が勝手に決めたルールに従っていたら縮こまってしまうだけだ。自分の心に正直に生きること。命=個性。レスリーは全ての出会いを《愛》へ繋げてゆく!レスリー・キーは光だ!

●Dave Spector/“This is ME!!” is a joyous and enlightening look at famed photographer Leslie Kee. But it’s also an old-fashioned love story.The love you see between Leslie and Joshua rises above and beyond their different backgrounds.
Leslie looks at the world through a very wide-angle lens and we all benefit from his dedication and sincerity.Japan is nonjudgemental and certainly has no Puritanical views to obstruct ones sexuality.Yet at the same time, hurdles remain in legal and other areas. Even the term LBGTQ has not been widely used in Japan until only a few years ago. Those who do come out are still fewer than their Western counterparts. All the more reason it is the pioneering influence of Leslie and Joshua that has helped steer Japan to becoming a truly LGBTQ-friendly nation.There is an aptly named Rainbow Bridge in Tokyo. Perhaps one day it will be dedicated to Leslie and Joshua.

●ドリアン・ロロブリジーダ/“LGBT支援番組”なんて聞くとなんだか構えてしまうけど、この番組からアタシ達が受け取るのは、もっとシンプルな“愛”についてのメッセージだと思います。レスリーの写真家として積み重ねてきたキャリアの話だけでも、自分が知らなかったことばかりでとても興味深い内容でしたが、やはり印象的だったのは、ジョシュアという最愛のパートナーと出会って、いかにレスリーの人生が色鮮やかなものになったかというものでした。ジョシュアに出逢ってからのレスリーは、顔つきが柔らかく穏やかなものに変わったと感じています。来日してガムシャラに頑張っていた時のレスリーって、ちょっと怖かったもの(笑)。愛が人に及ぼす変化を目の当たりにして、“愛こそが世界を幸せにできるんだ”と改めて確信しました。

●松田美由紀/レスリーが、幸せそうでとても幸せ。幸せは誰にも奪えない。人を愛する事。誰にも奪えない。当たり前が当たり前でなかったなんて。きっとずっと昔から性は二つじゃなかった。沢山の性があったんだと思う。もっともっと知っていきたい。いろんな性や考え方、感じ方、愛の表現。それをレスリーに教えてもらったよ。もっと自由に愛を表現していこう!

●米倉利紀/レスリーとの出逢いは1999年、22年前。二人共、破茶滅茶に生きていた頃。レスリーが僕のニューヨークの自宅に遊びにきて、
彼は3時間ぶっ通しで自身の夢を語り、僕は3時間ぶっ通しでただ相槌を打っていただけ。あの頃も、これまでも、今もレスリーの“勢い”はなにも変わらない。カミングアウトすることが全てではない。“愛と敬意”が支え合うように“人と人”が支え合えれば、陽が昇り、陽が沈むようにLGBTQへの理解に繋がっていくのではないかと思う。世界の“日常”という当たり前が当たり前ではなくなった今だからこそ、一人ひとりの“優しさと勇気”で当たり前を築き直さなければいけない時代。“自分は特別”という解釈ではなく、“みんな特別”なんだということ。命あるものに順位付け、区別なんて必要ない。そして、レスリーとジョシュアに心からの愛と敬意をもってこの言葉を贈りたいと思う。“LIFE IS ART” and “SUPER CONGRATULATIONS”much love/your little brother, toshi YONEKURA

●蓮舫/10年前。多分、日本の国会議員で初めて撮ってもらうことに。初めて会った写真家レスリーはもう何年も前からの友達のよう、優しくて厳しくて温かい。つい先日も国会議員を対象とした企画を提案したら即決。最高に素敵なアーティストです。この「This is ME!!」番組で観たレスリーの人生を通して強く思います。人と違うことを恥じることはない。誰もが人と違うことを「個性」と言える社会を。LGBTQ、誰もが「多様性」を誇れる社会を。その社会は、幸せになる人が増えるだけです。新しい世界を広げましょう。

たくさんの応援コメントで溢れるLGBTQのための新番組『This is ME!!』。

次回は6月27日(日)25:05〜25:35 放送。写真家として愛と勇気と希望のメッセージを世に送り続けるレスリー・キー単独に密着して放送。ここでしか明かされない人生ストーリーをぜひお楽しみください。

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放送1回目のアーカイブ映像は、公式YouTubeアカウントから視聴可能

◆This is ME!!/TOKYO MX
初回放送:2021年6月27日(日)25:05〜25:35
>毎月第4日曜日25:05〜25:35放送
Twitter@ThisisM57815638

画像提供/レスリー・キー
記事制作/newTOKYO

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