北國銀6選手、全力宣言 五輪ハンドボール女子代表 メダル獲得、地元で誓う

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メダル獲得を目標に全力プレーを誓う北國銀行勢。(左から)田邉、角南、塩田、大山、佐々木、横嶋の各選手=白山市の北國銀行スポーツセンター

 ハンドボール女子の北國銀行ハニービーから東京五輪の日本代表に選ばれた塩田沙代(32)、田邉夕貴(31)、角南唯(30)、大山真奈(28)、佐々木春乃(26)と交代出場可能な「Ap選手」に選ばれた横嶋彩(30)の6選手が24日、白山市の北國銀行スポーツセンターでメダル獲得を目標に全力プレーを誓った。先発メンバーに5人そろい踏みも期待され、日本一チームの主力が身上の「堅守速攻」で世界に挑む。

 前日、東京で朗報を受けた6人は白山市に戻ってチームメートから祝福され、一夜明けた24日も金沢市の北國銀行本店で杖村修司頭取、取締役常務執行役員で石川県ハンドボール協会の中村和哉会長から祝福と激励を受けた。

 この後、6人は多くの報道陣が待つ北國銀行スポーツセンターで熱い声援を送る石川県民に感謝を込め、本番へ決意を述べた。

 五輪が1年延び、不安そうだった塩田選手は「多くの人たちに支えられ、ここまで来られた。ディフェンス力を生かし、チームを勢いづけたい」とホッとした表情で活躍を誓った。

 ハンガリーのプロチームに所属したことがある田邉選手は「自国開催の代表に選ばれ、誇りに思うし、責任を感じている。長くコートに立ち、サイドシュートを決める」と力を込めた。

 4月から北國銀行の主将を務める角南選手は妹の果帆選手(ソニーセミコンダクタ)も代表に選ばれ、「姉妹で五輪出場が目標だった。日本のハンドボールの歴史を変えたい」とメダルにピタリ照準を合わせる。

 日本リーグMVPの大山選手は「一瞬一瞬を楽しみ、オフェンスをコントロールする自分の役割をしっかり表現したい。メダルを持ち帰る」と意気込んだ。

 日本リーグで3度目のベストセブン賞を受賞した佐々木選手は「五輪は小学時代からの夢の舞台。東京のコートでチームの勝利に貢献できる効果的なシュートを決め、大暴れしたい」と胸を躍らせた。

 けがから復帰した横嶋選手は「正直、自信がなかったのですごくうれしい。チームを盛り上げ、出番があれば流れを変えるプレーをしたい」と笑顔で話した。

 頼もしい抱負を話す選手たちにオリンピアンの荷川取義浩監督は「60分間、走り回って相手を圧倒し、ハンドの魅力を全国に発信してほしい」と期待した。

 6選手は24日、石川県庁に谷本正憲知事を訪ね、大舞台での熱戦を誓った。谷本知事は「めったにないチャンス。応援している」とエールを送った。一行は金沢市役所も訪れ、山野之義市長から激励を受けた。