「オープンカーでソロキャンプ」のすすめ!自然を肌で感じられてバイクと車の良いとこ取り!

皆さん、キャンプ時に車を使われる方が多いのではないでしょうか。筆者ももともとは普通車でキャンプをしていましたが、キャンプまでの道のりも自然を感じたいと思い、オープンカーでのソロキャンプをするようになりました。今回は「オープンカーソロキャンプ」の魅力や注意点などを、実体験を踏まえてご紹介します!

自然をより肌で感じられるオープンカーでソロキャンプを始めよう!

筆者もキャンプを始めた当初は車でのキャンプしかしてませんでしたが、風を切って自然と一体感を感じるバイクでのキャンプツーリングに憧れがありました。

そんなとき、車を買い換えるタイミングがあり、新たにキャンプ用の愛車になったのは何とオープンカーなんです!

キャンプは帰るまでがキャンプです!

筆者撮影

よく『遠足は帰るまでが遠足です』と言われますが、キャンプも一緒で行きも帰りの運転もキャンプの一部だと自分は考えます。

そうしたとき、キャンプに行くまでの道のりの自然も肌で感じたいと思って購入したのが、トヨタのオープンカー「MR‐S」です。

荷物の積載は少なめですが、エアコンが効いた普通車の車内と違い、幌を開けて走る事で自然との一体感が出てキャンプをより楽しめます。

「オープンカーキャンプ」はバイクツーリングと車キャンプの良いとこ取り!?

筆者撮影

自然を感じながらの走行ならバイクでツーリングキャンプをすれば良いという方も多いと思います。

そして、自分も当初はバイクの購入を考えていました。

しかし、バイクでのキャンプだといくつかの問題に直面します。

  • 事故の危険性が高い!
  • 積載量が少ない!
  • 天候季節の影響を受ける!

実際、上記問題点を対処しながらバイクでキャンプをされている方も多いですが、オープンカーにする事でこれらの問題は解決出来るんです。

【オープンカーキャンプの魅力1】バイクよりも安全性が高い!

筆者撮影

バイクとの大きな違いはタイヤの数で2輪か4輪かで、安全性に対して大きな違いが出てきます。

2輪であるバイクだとコケる危険性や事故時に致命傷を負うリスクも、車と比較するとどうしても高くなってしまいます。

その面、オープンカーならコケる心配は少ないですし、事故時に関してもシートベルトやエアバックなどで安全性はバイクに比べて高くなっています。

【オープンカーキャンプの魅力2】バイクよりも積載量が多い!

筆者撮影

バイクとの大きな違いのひとつとしては、積載量がバイクよりも多いという事です。

もちろん、オープンカーなので普通車よりは積載量は落ちるのは仕方がありませんが、あくまでもソロキャンプに行く荷物量ならFR車より積載量が落ちるMR車でも十分です。

中には、たくさんの荷物を持ってソロキャンプに行かれる方もいますがキャンプギアを厳選すれば、特に不便を感じずソロキャンプを堪能できますよ。

ちなみに、筆者がオープンカーソロキャンプに選んだテントはテンマクデザインの「サーカスTC DX」

▼オープンカーソロキャンプに実際に持っていったギアはこちらの記事で詳しくご紹介しています!

【オープンカーキャンプの魅力3】バイクよりも天候季節の影響が少ない!

筆者撮影

バイクで一番困るのは急な天候悪化や、季節によっては乗る事が出来なくなる事ではないでしょうか?

特に、運転中の急な雨だと濡れながら走行しないと行けませんが、オープンカーなら幌を出せば雨に濡れず走行可能です。

また、季節的にも冬場の凍結時や降雪時にはバイクでの走行は困難ではありますが、オープンカーであればスタッドレスタイヤを装着すれば、薪ストーブを使っての雪上キャンプも楽しめますよ。

「オープンカーソロキャンプ」のメリット&デメリット!

筆者撮影

それでは、オープンカーは本当にソロキャンプに向いているのでしょうか?

メリットとデメリットをご紹介していきます。

【メリット1】山道でも走りやすい!

筆者撮影

キャンプ場を考えるとき重要になるのは行き先です!

その際に大きく分かれるのは、海キャンプか山キャンプで、自分は両方利用はしますが夏の炎天下を加味すると、9割以上で山のキャンプになってしまいます。

そして、山のキャンプ場の問題なのは道路事情が悪く、海辺のキャンプよりもヘアピンカーブや九十九折などが多く、ミニバンなどでは運転しずらいのがネックです。

しかし、オープンカーなどのスポーツカーなら車高も低くそういった道路事情も関係なく軽快に走行できますよ。

【メリット2】自然との距離感が近い!

筆者撮影

キャンプにくる目的のひとつが、自然ではないでしょうか?

もちろん、普通の車で来ても自然を体感できますが、実際に体感できるのは車を下りてからです。

しかし、オープンカーならキャンプ場までの道のりで自然との距離感が近く、行き帰りの長い時間までキャンプの一部として自然との一体感を得られますよ。

ただ、オープンカーでソロキャンプにはデメリットもあります。

【デメリット1】積載量が普通車に比べて少ない!

筆者撮影

積載量は、普通車やミニバンから比較したら圧倒的に少ないです。

特に自分の乗っているMR-Sに関しては、エンジンが中心にあるミッドシップ車でトランクが無く、フロントのスペアタイヤケースと、座席後部のラゲッジスペースしかありません。

しかし、ソロキャンプで考えれば一人分の荷物で良く、テントサイトに何でも揃った重量級キャンパーでなければ、特に不便を感じる事もありません。

自分はオープンカーに乗る事で、今までのキャンプと違って使わないキャンプギアを念の為に持っていく事は無くなりました。

必要最低限の荷物になるので設営&撤収時間が格段に短くなり、キャンプ場でノンビリ出来る時間が増えましたよ。

【デメリット2】紫外線対策が必要!

筆者撮影

オープンカーで幌を開けての走行は夏場は暑く、冬は寒いです。

しかし、それ以外の季節は心地良くキャンプ場に着くまでの道のりのドライブだけでも十分自然を堪能できます。

ただ、オープンカーに載っていて一番気を付けるのは紫外線です。

快適な季節は気持ち良くオープン状態で走る事が多いのですが、日焼け対策を怠ると日焼けが酷く、女性では抵抗がある方も多いかもしれないですね。

その為、日焼けが気になる方は、帽子や長袖、日焼け止めクリームで対策は必要です。

オープンカーソロキャンプに向いているのはこんな人!

筆者撮影

以上のように、オープンカーでキャンプをするにはメリットもデメリットもあります。

ただ、下記の6つの項目に当てはまる人にはオススメです!

  • 家庭で2台以上車を所有している人
  • 運転が好きな人
  • アクティブにソロキャンプをされる人
  • 山でのキャンプが多い人
  • バイクの免許を持っていない人
  • 必要最低限の荷物で良い人

4項目以上当てはまる人なら、オープンカーキャンプに向いていると思います。

例えば、夫婦で車を所有していて配偶者が普通車に乗っており、運転が好きで山へのソロキャンプに頻繁に行くがバイクの免許を持っておらず、荷物も最低限で良い方にはピッタリの乗り物ですね!

オープンカーといえばキャンプに向いていないと思う人が多いかもしれませんが、筆者は実際にオープンカーでソロキャンプを体験してみて、より自然を近くに感じられてソロキャンプでの楽しみのひとつとなりました!

バイクでのツーリングキャンプに憧れるけど安全面など不安もある…という方は、「オープンカーソロキャンプ」もぜひ検討してみてくださいね!

▼「ツーリングキャンプ」や「ソロキャンプ」におすすめのテントなどはこちらの記事でご紹介しています!

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