クレディ・スイスCIO「アジア証券市場では韓国とタイが有望」「株式は時々調整あるが、それも投資機会に」

スイスの系投資銀行(IB)であるクレディ・スイスが、今年、アジアの有望な証券市場として韓国とタイを挙げている。

24日(現地時間)、米経済メディアCNBC報道によると、クレディ・スイスは、下半期の投資見通しとして、今年の世界経済は、コロナワクチンの普及と政府の刺激策による景気回復に支えられ、5.9%成長すると予想した。韓国各紙も報じた。

クレディ・スイスの最高投資責任者(CIO)であるレイ・ファリスはCNBCに出演し、株式は今後6ヶ月の間も平均以上の成果を出す資産群であると予想し「時々調整はあるだろうがそのような調整も(投資)機会になるだろう」と述べた。

クレディ・スイスは、証券市場の有望セクターとして、金融、素材などの景気循環株を挙げ、英国やドイツなどのヨーロッパの景気循環株が望ましいと明らかにした。

アジア市場では、韓国とタイが有望であるとし、「世界的な半導体チップ不足と世界の景気回復の流れの恩恵を得るだろう」と説明した。

しかし、クレディ・スイスは、中国の株式市場の見通しについては「中立」とし、経済成長の勢いの鈍化や規制リスクなどを根拠に挙げた。

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