【ライター・編集部アンケート】雨キャンプって楽しいの!? 梅雨だからこそ楽しめるキャンプの魅力

とうとう本格的な梅雨に突入!今回は、どんより曇り空が続く不安定な天気の中、キャンプが大好きなハピキャンライターのみなさんと編集部メンバーに向け、雨キャンプにまつわるアンケート調査を実施しました。「そもそも雨キャンプって楽しいの!?」「雨キャンプの必需品は?」「雨キャンプにおすすめなキャンプ場を教えて〜!」という読者のみなさんの"今まさに聞きたい問い"にお答えします!

そもそも"雨キャンプ"ってできるの? あなたの雨キャンプエピソードを教えて!

まず最初に質問したのは、「そもそも雨キャンプなんてできるの?」という質問。

キャンプが大好きなハピキャンライターや編集部メンバーは、なんと雨キャンプも楽しんでいる模様。これまでにどんな雨キャンプを楽しんできたのでしょうか?

エピソードその1:初めてのお座敷スタイルをテント内で楽しみました!

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去年の秋に、伊木山フォレストという岐阜県にあるキャンプ場で夕方から雨に遭いました。

天気予報で雨が降ることはわかっていたので、雨が降る前に焼き魚を焼いたり燻製を作ったり晩御飯の支度をしておきました。

雨が降ってからも、初めてのお座敷スタイルで、ゆっくり晩酌を楽しんだりゴロゴロしたり、充実した時間を過ごしました!

雨キャンプではテントでの時間が増えるもの。

テント時間を充実させるために、レイアウトに力を入れてみたり、今までしたことのなかったスタイルに挑戦してみるなど工夫して、テント時間を楽しむのも良いですね!

エピソードその2:プロジェクターを持ち込んで映画鑑賞を

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雨の日はテント内で映画鑑賞。プロジェクターがあれば雨でも1日過ごせますよ!

こちらもテント内を充実させる作戦!プロジェクターをテント内に持ち込んでキャンプで映画鑑賞なんて、とっても贅沢な時間の過ごし方ですよね。

▼こちらの記事ではキャンプにおすすめなプロジェクターをご紹介中!▼

エピソードその3:近隣施設をリサーチして観光しました

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2020年夏に西湖PICAのトレーラーハウスに行きました、終日雨でした。

そこで、近隣施設をリサーチしまくって氷穴めぐりを行ったところ、雨の影響もなく楽しく過ごせました。

晴れているとキャンプ場内のみで過ごすことが多いですが、雨だからこそ、近隣施設をリサーチして道の駅や屋内アクテビティ、温泉など色々巡ってみるチャンス!

「雨の日にはキャンプ場の近隣を観光してみるのもおすすめ」と話すのは、ハピキャン編集部の井上さん。

晴れの日だったら行くことのなかった、知る人ぞ知る素敵なスポットが見つかるかも!

エピソードその4:思い切ってテント泊からログハウス泊に変更!

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テント泊の予定でしたが、かなり強い雨予報だったのでログハウス泊に切り替えました。

屋根付きの広いテラスがついたタイプだったので、雨でもキャンプを楽しむことができました!

設営や撤収に手こずりそうなテント泊。思い切ってログハウス泊に変更してみるのも、雨キャンプを楽しむ方法のひとつかも。

エピソードその5:グループファミキャンで豪雨に遭遇! 困難を乗り越えキャンプ上級者になれた気分

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みんなで協力しながら撤収したので、想像よりも早く撤収完了することができました。みんなでやれば怖くない……もとい、「雨キャン撤収も楽しい!」という思い出になりましたよ〜

最後のチェックアウトの際、キャンプ場スタッフに「こんな大雨の中での撤収を経験して、少し上級キャンパーに近づけたような気がします〜」と無邪気に言ったら、「ま、今日は雨だけだから大したことないっすよね〜。ここに強風が入ってくると本当に大変だから、今日ぐらいなら楽だと思いますよ(さらり)」と言われて、震撼しました(笑)

みんなでやれば大変な作業も楽しい思い出に!

当日はバケツをひっくり返したような土砂降りの中での撤収作業だったそう。それでも楽しい思い出になるのですから、経験した者にしかわからない雨キャンの世界があるのだと思います……(笑)

ズバリ!雨キャンプの楽しみ方 | 雨だからこそできるコト

雨キャン初心者が最も知りたいのは、『雨だからこそできる・楽しめるコト』ですよね。雨キャンプを楽しんだ経験があるみなさんにズバリ聞いてみました!

人気のキャンプ場も人が少ないケースあり! 共有スペースもゆったり使える

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雨の日だと、人気のキャンプ場でも人が少なく、「静けさを楽しめる」「共有スペースをゆったり使える」という点で快適に過ごせるケースが多いんです。

私の場合、静けさと雨音があいまって、どっぷり自分の世界に浸っています(笑)テントの外ではしゃぐことはできませんが、テントの外に出られないからこそ、テントの中でのんびりとした時間を過ごしています。

雨音や静けさを楽しめるのも雨キャンプの楽しみ方のひとつ。

また、普段なかなか予約のとれない大人気のキャンプ場でも、雨の日には空いているということも多いんです。そんな日をあえて狙うのも雨だからこそできる楽しみかもしれません。

ランタンとコーヒーとお気に入りのBGM 好きなものに囲まれて雨の空気感を楽しめる

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しとしと降る雨の音を聞きながら、テントの中でお好きなBGMやラジオを流し、コーヒーを飲むのは情緒があり、晴天とは異なるキャンプを楽しめます。

オレンジ色のランタンを吊るすとより一層アウトドア感が増すのでおすすめです。

情景が頭に浮かびますよね!

オレンジ色のランタンで雰囲気を盛り上げる工夫も。お気に入りの照明でムードを演出しましょう。

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雨音を聞きながらの読書や晩酌は極上の大人の楽しみです。

テントの中でゆったりと過ごすというのは雨キャンプ共通の醍醐味のようです。テントに当たる雨音も素敵なBGMですね。

それにしても、雨音を聞きながらの晩酌……!今すぐキャンプに出かけたくなります。

子供たちはアナログな遊びが楽しめる その頃大人はまったりタイム!

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「ここは熱帯地域のリゾート。そして、今、スコールが降っている。。」と自分に暗示をかけて読書すると、すっごく楽しいです!

編集部の森田さんは「ここは熱帯地域のリゾート」だと自己暗示(!?)をかけるんだとか。なかなかクセの強い楽しみ方ですね(笑)!

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子どもたちはどこかのテントのインナーテントの中で集まって、延々とトランプなどで遊んでましたが、子どもたちもすっごく楽しそうでした。

晴れていると外のアクティビティが充実しているから、案外、トランプのようなアナログな遊びをじっくりめっこりやる機会って少ないのかもしれないですね。

親も、子供の外遊びに付き添わなきゃいけない時間から解放されて、それぞれ本当に自由にゆっくりできますよ〜!

家だとテレビゲームやスマホ・タブレットに夢中になってしまいがちな子供たちも、雨キャンプならテントの中で遊ぶことになりますよね。

こんな時こそ活躍するのがアナログゲーム。ハピキャンでもこれまでいくつかご紹介していますので参考にしてみてください。

楽器の練習や資格の勉強がはかどる

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楽器演奏OKなキャンプ場なら、楽器の練習がおすすめです!雨で周りの音も気にならないので、ヘタッピな初心者演奏でも気にせず練習できますよ。

それから、資格の勉強も捗りそう!雨の音に紛れて集中できるので良いかもですね。

雨の日の楽器練習はナイスアイデアですね!周りの音が気にならないので、集中して演奏ができそう。

また、雨音の中で資格の勉強というアイデアも。キャンプしながら仕事をする「キャンプ×ワーケーション」も広まって来ているので、今後はさらに注目されるかもしれませんね。

雨の日の景色を楽しめる

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雨の後の山の緑はすごくきれいです!

雨の日にしか見られない、雨の後の風景

山の緑のほかにも、「雨が上がった瞬間の虹」「晴れ間が出た時」など、その時しか味わえない美しい景色も雨キャンプの楽しみです。

雨キャンプでの設営・撤収のコツ8選

雨キャンプの楽しみを聞いてみると、なんだか今すぐにでも雨キャンプに出かけたくなって来ましたよね。でも、ちょっと待ってください。雨キャンプには、事前に知っておくべき設営・撤収のコツがあるんです。

早速、雨キャンプでの設営・撤収のコツを発表します!

【設営】

  • テントはなるべく小さく前室のあるものを選ぶべし
  • 地面の水平チェックを行うべし
  • 水たまりは避け水捌けの良い場所を選ぶべし
  • なるべく高いサイトを選ぶべし
  • オートキャンプ場を選ぶべし

【撤収】

  • タープ(サイドオーニング)は最後まで残すべし
  • 大きなゴミ袋をたくさん持っていくべし
  • 撤収に時間をかけずに帰宅してから片付けるべし

ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

(1)テントはなるべく小さく前室のあるものを選ぶべし

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やはり雨の中では設営・撤収がとても大変になるので、テントは小さめのものを選ぶと良いと思います!

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雨のキャンプは前室があるテントがおすすめです。靴や薪、荷物を収納して濡れないようにできますし、ソロキャンプならテントの中にいながら前室で料理が楽しめます♪

いくつかテントをお持ちの方は、設営と撤収が比較的ラクなコンパクトサイズのテントを選ぶのがおすすめとのこと!

また、前室はまさに雨の日のためにあると言っても過言ではないのかも……!

(2)地面の水平チェックを行うべし

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設営する場所が「よく見たら低地になっていて雨が溜まりやすい場所だった!テントの周りが水たまりに!」などということが結構あるので、水平器のアプリなどを使ってチェックしてみるのがおすすめです。

水平器アプリを使うというのは目から鱗です!

確かに、一日そこに滞在するわけですから、「設営前は水たまりなんてなかったのに、帰りにはびちゃびちゃに……」ということもあり得ますよね。

(3)水たまりは避け水捌けの良い場所を選ぶべし

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水たまりになるような場所は避けること、水捌けの良さそうな地面の場所を選ぶことは大事だと思います!

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テントの出入り口にグランドシートを敷いていたら、雨でグランドシートが濡れてテント下に流れ込み、水たまりになりました……。水捌けが良い場所を選ぶのは大切ですね。

ちなみに、グランドシートが濡れることで出入りがしづらくなるので、雨の日の出入り口にはグランドシートを敷かないようにしましょう。

(2)と同様、水たまりを避けできるだけ水捌けの良さそうな場所を選ぶのもポイント。

テントの出入り口にグランドシートを敷いていたら水たまりができて水が流れ込んできた!というケースもあるようなので、入り口にグランドシートを敷く方は注意しましょう。

(4)なるべく高いサイトを選ぶべし

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なるべく高い位置のサイトにテントを張ることも意識しています。

キャンプ場内で高低差がある場所も多いですよね。低い位置に水が溜まりやすい場合があるので、高低差があるキャンプ場ではできるだけ高い位置を選ぶのも大切です。

(5)オートキャンプ場を選ぶべし

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雨リスクのあるときはオートキャンプ場(=車がテントに横付けできるところ)を選ぶようにしています。

車をお持ちの方は、車をテントに横付けできるオートキャンプ場を選んだ方が良いというアドバイスも。極力荷物や人が濡れないように設営したいですね。

(6)タープ(サイドオーニング)は最後まで残すべし

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我が家はキャンピングカーでのキャンプ。サイドオーニングがあるので、一番最初にサイドオーニングを出し、それからテーブルなどの設営をします

また撤収の時は、全ての片付けが終わるまでサイドオーニングは出しっぱなしにして、最後にサイドオーニングをしまうので、設置・撤収は非常に早く、雨の日でも濡れることはほとんどありません。

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撤収の際には、①絶対濡らしたくないグッズと、②腹を決めて濡れてもいーよと割り切るグッズを仕分けしてから撤収を始めます。テントのすぐそばまで車の後部を寄せて置いて、①を先に積み込んでいきます。

②は、ゴミ袋やIKEAのブルーバッグ、防水仕様のドライバッグなどに入れてから積み込んで行きますが、②の中でも最後の最後まで残すのは「タープ」。タープさえあれば、まあまあ快適に雨キャンプ撤収ができますよ!

風があまり強くない雨天時には、タープやサイドオーニングを最後まで残しておくと良いでしょう。

少しでも雨に濡れないポイントがあるだけでまったく違いますよ!

(7)大きなゴミ袋をたくさん持っていくべし

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欠かせない事としてひとつ挙げるなら、大きなゴミ袋をたくさん持って行くことです。

テントもタープも濡れたままゴミ袋にとりあえず入れるので、いつもより多めに持って行くことをおすすめします!

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撤収時に雨の時は、大きいポリ袋を大量に持っていって、とにかくすべてそこに収納して車に放り込みます。

家に帰ってから浴室乾燥機を使って順番に乾かしていきます。

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大きめの袋を準備しておき、大雨になった際は撤収したものを丸めて袋に収納し素早く行動します。そうすることで、雨に濡れる時間を短縮できます(帰宅してから洗ったり掃除できるので、雨天は素早い撤収が肝要です)。

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撤収時雨の時は、テントやタープを大きなゴミ袋にまとめて入れて、撤収に時間をかけないことに重きを置いてます!

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急な雨でも対応できるように、雑巾とゴミ袋は車内にいつも入れるようにしています。

今回のアンケートの中で最も多かった意見が、「大きめ or たくさんのゴミ袋を用意すること」と、「ゴミ袋に入れてそのまま持ち帰り、家で後片付けをする」ということでした。

キャンパーのみなさんの意見からも分かる通り、撤収で大切なのは、素早さ。徒歩キャンプやバイクキャンプでは難しいかもしれませんが、できる限り濡れずに素早く設営・撤収することを心がけましょう。

(8)撤収に時間をかけずに帰宅してから片付けるべし

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撤収のコツは諦めることです(笑)

テントなどの濡れているものはゴミ袋にまとめて押し込み、帰宅してから乾かして綺麗に収納しなおします。

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雨キャンプでは、帰宅後に濡れたテントやタープを乾かすことになりますが、スノーピークのテントなら、帰宅途中に最寄りの店舗でドロップして乾燥サービスへ回すという手があります

うちはロゴスのテントなので、翌日か翌々日以降の晴れた日に、家から車で30分圏内のキャンプ場で「テント乾かしデイキャンプ」をしながらリモートワークをすることも。

(7)でも意見があったように、雨キャンプではとにかく撤収をスピーディーに行うことが大事!後片付けは帰宅後に行うという方が多いようです!

「コレがあれば雨キャンも怖くない!」 雨キャンプの必需品6つ

あんなに楽しみにしていたキャンプも、雨だと腰が重くなりがち。そんな時はこのアイテムがあれば安心!

ハピキャンライター・編集者に聞いた、雨キャンプの必需品をご紹介してきます。

必需品1:防水の衣類

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小雨だったら傘をささずに、防水の帽子×防水のアウターでトイレに行ったり炊事場に行ったりしてます。

私が使っている防水アイテムはこちら。

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レインコート上下は必須ですね。ボトムスも絶対あったほうが良い!

私はトップスはPatagoniaのトレントシェル3L、ボトムスはモンベルのレインパンツです。

編集部メンバーが愛用しているレインウェアなどの雨対策グッズは▼こちらの記事でもご紹介中!

必需品2:タープ・サイドオーニング

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雨の日に一番有効なのは、やはりサイドオーニングです。僕はFIAMMAのサイドオーニングに、村の鍛冶屋のサイドオーニングタープを接続して使っています。

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風が強くなければタープ。テントと同じブランドのほうが良いと思います!

雨を凌ぐタープは必需品のひとつ。ただし、風が強い際のタープの使用は危険な場合があるので注意が必要です

必需品3:シャベル

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テントやタープの内側に雨水の川ができないように、テント・タープ周りを治水工事する時にシャベルが大活躍!

治水工事ができずにテント・タープ内に川や大きな水たまりができると、居住性が一気に低下しちゃいますので、必ず持っていきましょう。

必需品4:防水バッグ

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防水ドライバッグも必需品。たたむとめっちゃ小さくなるから、積載量を圧迫しません。完全に「大は小を兼ねる」ので、巨大なやつを2つくらい持っておくと良いと思います!

個人的におすすめな「GEERTOP」は、1,500円くらいで巨大なテントも入るサイズが買えるのでコスパが良いです!

必需品5:傘立てや人工芝などのテント用品

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テントの前室やタープの下に置いておくとすっごく便利な傘立て、インナーテントの前に置いて玄関のように使える人工芝もおすすめ。人工芝は100均でもGETできます!

トイレや流し場に行く時に傘を使う方は多いと思いますが、濡れたままの傘をテントの中には入れたくないですよね。テントの前室に傘立てがあれば置く場所に困らず、かさばることもありません。

また、濡れた靴を土の上に置いたままにするのも心配。そんな時は、100均で買える人工芝が便利なんだとか。水捌けもよく、見栄えも良いですよね。

必需品6:ウクレレなどの楽器

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「雨キャンプの楽しみ方」でもお話した通り、楽器は雨キャンプの必需品。特におすすめなウクレレは、金額も手軽で比較的簡単に弾けるのでおすすめです!

普段アパートやマンション暮らしの方は、なかなか楽器の演奏ができないのでは?楽器OKなキャンプ場で、さらに雨であれば、テントの中で黙々と楽器の演奏ができて素敵な時間が過ごせそうです。

ハピキャンではこれまでも▼ウクレレ記事をご紹介しています!

また、楽器をDIYしてその場で演奏するのも楽しいかも!?

ハピキャンライターのMICさんがDIYしたカリンバの音色はこちら。心が癒される優しい音色で、雨の日にぴったりです。

詳しい作り方は▼こちらの記事で紹介しています!

雨キャンプで注意しなければならないこと

雨キャンプは、晴れに比べれなばどうしても危険度は上がってしまうもの。

雨キャンプを経験しているキャンパーの皆さんは、一体どんなことに注意しているのでしょうか?

雨だけじゃなく"風"や"雷"もチェックして!

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少々の雨なら気にしませんが、雷警報が出たときは車に避難しています。

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天気予報を必ずチェック。雨とともに風の予報も気にしています。

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強風を伴う雨天時はキャンプ自体を避けた方が無難です。テントごと吹き飛びそうになりました……!

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雨だけならOKなのですが、暴風×雨となると大変なだけじゃなく、危険です! 天気予報は、降水確率だけでなく、風の強さも必ずチェックするようにしています!

また、鉄砲水(※)などが発生するエリアかどうかは事前にキャンプ場にも確認するようにしています。

※鉄砲水:激しい雨が降った際に、せき止められていた水が激しい勢いで流れ落ちるもの

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雨だけでなく、風が7m/s以上ある場合には中止の判断をするようにしています。

「きっと大丈夫」と楽観視せず、「この基準を超えたら中止にする」と決断できる勇気も時には必要。何よりも大切なのは、あなたや友人、家族の命です。

▼警戒レベルを知って災害から身を守ろう!▼

雨の日の河原でのキャンプは厳禁

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一番危険なのは、河原でのキャンプ。河川が増水して流される危険があるので、そのような場所では絶対にテントは張らないでほしいです。

雨の日には、河川が増水して氾濫する恐れがあります。キャンプを楽しい思い出にするためにも、危険のない場所で安全に行うことが大前提です。

雨の影響が出にくいキャンプ場は? 選び方のコツも伝授

次にご紹介するのは、雨の影響が出にくいキャンプ場

ハピキャンライター・編集部のみなさんがおすすめするキャンプ場をいくつかピックアップしました!

雨キャンにおすすめなキャンプ場1:PICA山中湖(山梨)

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レストランが併設されている『PICA山中湖』は、雨だと食事をレストランに切り替えたりすることができるのでいざという時でも安心です。

雨キャンにおすすめなキャンプ場2:片品 ほたか牧場キャンプ場(群馬)

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フリーサイトからコテージに変更してもらった群馬県にある『片品 ほたか牧場キャンプ場』はおすすめです。

C棟ログハウスはテラスが広いので、椅子とテーブルを出してのんびり雨キャンプを楽しむことができました!

雨キャンにおすすめなキャンプ場3:竜ヶ浜キャンプ場(高知)

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高知県の竜ヶ浜キャンプ場は、非常に珍しいウッドデッキタイプのキャンプサイトです。

雨がすべて下に落ちるので心配いりません。

雨キャンにおすすめなキャンプ場4:メープル那須高原キャンプグランド(栃木)

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『メープル那須高原キャンプグランド』は、水はけが驚異的に良かったです!

万が一水溜りができてしまっても、地盤が柔らかいので、シャベルを使った治水工事もやりやすいです。

メープル那須高原キャンプグランド

雨キャンにおすすめなキャンプ場5:伊勢志摩エバーグレイズ(三重)

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テントを張る必要のない、グランピングができるキャンプ場といえば、三重の『伊勢志摩エバーグレイズ』

雨が降っても影響は出にくいと言えるかもしれません。

▼こちらの記事でも取り上げています!▼

▼雨天時のキャンプ場の選び方

【選ぶ時に気をつけるポイント】

  • 床が土のキャンプ場は要注意! ウッドデッキや芝などを選ぼう
  • 雨除けになりそうな木々があるキャンプ場を選ぼう
  • 広めで屋根のある炊事場があるキャンプ場を選ぼう

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最も雨の影響が出るのは、下が土のキャンプ場です。

ぬかるんでしまうと最悪で、すべてがドロドロになってしまいます。

ウッドデッキになっているキャンプ場や、グランピングができるキャンプ場、いざという時にロッジやログハウスに変更できるキャンプ場なら安心してキャンプできるでしょう。

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雨除けになりそうな木々があるキャンプ場や、広めの炊事場(屋根下)があるキャンプ場がおすすめ。

梅雨時期で完ソロなどであれば、屋根下にテントを張るのもありでした。

やはり水捌けには気をつけたいところ。下が土のキャンプ場はぬかるんでしまうと大変なことになってしまうので注意が必要です。

雨キャンプだって工夫次第で楽しめる! 今年の梅雨もキャンプを楽しもう

キャンプ場に足が遠のいてしまうこの時期。でも実は、まだ涼しいこの季節こそ、キャンプを最大限に楽しめるチャンスかも!?

キャンプ大好きなハピキャンライターと編集部員に調査したアンケートでは、苦労しつつも雨だからこそ楽しめる"雨キャンの魅力"を垣間見ることができました。

今年の梅雨も、雨キャンプを楽しみましょう!

(文:筒井 響子 / ハピキャン編集部)

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