熊本城マラソン、2年連続の中止 熊本市 夏の江津湖花火大会も

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来年2月の大会中止が決まった熊本城マラソン。2020年は約1万4千人が参加した=熊本市中央区(後藤仁孝)

 熊本城マラソン実行委員会(熊本市、熊本陸上競技協会、熊本日日新聞社で構成)は25日、来年2月に同市で開催予定だった第10回大会を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染状況の先行きが見通せず、ランナーらの安全を最優先するためとしている。今年に続き2年連続で、金栗記念熊日30キロロードレースも中止。

 この日記者会見した大西一史市長は「感染再拡大の懸念があり、ワクチン接種の状況も見通せない」と強調。この時期の決定について「開催可否の判断を引き延ばせば、中止となった場合にランナーや関係者の負担が大きい」と述べた。

 同マラソンには1万人を超える市民ランナーらが出場。ボランティアや医療関係者ら6千人超のスタッフが運営に協力し、多くの市民が沿道で声援を送る。

 大西市長は再来年以降の開催について、「ワクチン接種が一定の割合に達し、世界や国内で感染収束がみられることが必要だ」と説明した。

 一方、夏の開催を計画していた江津湖花火大会も、昨年に続き中止する。(山口尚久)