経産省の信用ガタ落ち! 国会女子トイレ盗撮と給付金詐欺で職員御用「教育し直せ」

国会内の女性トイレで事件が起こった

今年4月に国会内の女性用トイレで発生した盗撮事件で25日、経済産業省の男性職員が盗撮に関わったことを認めた。

この事件は4月23日の夕方、女性職員が衆議院本館2階トイレを使用中、何者かに扉の上部からスマートフォンのようなモノで撮影される悪質な被害に見舞われた。

衆議院は盗撮事件に同省の男性職員が、犯行を認めたと発表。同職員は国会内の通行証を所持しているが、院内への立ち入りを禁止した。

これを受けて同省は「国会内の盗撮事案について」と題して「本日(25日)、衆議院事務局より国会内の盗撮事案に関する発表がございました。当省職員が重要参考人となっていることは事実」とした上で「本事案については現在、警察による捜査中であり、これ以上の回答は差し控えたい」とのコメントを出した。

くしくも同日、新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した個人事業主らの家賃を支援する国の「家賃支援給付金」約550万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、同省産業資金課係長、桜井真容疑者(28)と同省産業組織課職員、新井雄太郎容疑者(28)が警視庁捜査2課に逮捕された。

「2つの事件が立て続けに起きるなんて、あってはならないこと。経産省の信用はガタ落ち。イチから職員教育をしなければなりませんよ」(政界関係者)

自浄作用が試されている。

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