V長崎・毎熊選手が来た! 彼杵小で「夢」をテーマに特別授業

夢を叶えるまでの道のりを児童に話す毎熊選手=東彼杵町立彼杵小

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎の毎熊晟矢選手(23)と元選手の前田悠佑普及インストラクター(36)が21日、東彼東彼杵町蔵本郷の町立彼杵小(山口厚校長、258人)を訪れ、5年生42人に「夢」をテーマに特別授業をした。
 V長崎が自治体や企業と協力して地域活性化や社会課題解決に取り組む「Jリーグ社会連携(シャレン!)」の一環。同町とは2019年からサッカー教室を開いたり、児童向け計算ドリル「V・ドリル」を作ったりして連携している。
 この日は、ボールを使ったゲームで児童と交流した後、毎熊選手がプロの夢を実現するまでの道のりを紹介。「思うようにいかずに落ち込んだ時もあったが、自分に足りないものを考えて練習をしたり、周りの励ましを受けたりして強くなれた。今は日本代表という新しい夢に向かって頑張っている」と語った。
 児童は熱心に質問したり、サインをねだったり興味津々。将来の夢はサッカー選手という福丸蒼依君(10)は「夢に向かって努力するのは簡単なことじゃないとわかった。自分も毎熊選手を見習って頑張りたい」と目を輝かせていた。

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