【フォトトピック】 鳳山タルチュムと伝統を継ぐ人々

黄海北道ポンサン(鳳山)郡はナツメ、栗などの特産物とともにタルチュム(仮面踊り)の故郷として広く知れ渡っている。

ポンサン(鳳山)タルチュム(仮面踊り)は、高麗末期に生まれた。封建官僚の腐敗堕落と無能力を風刺し、苦痛にあえぐ民衆の抵抗精神と楽天的な生活感情も表現、庶民の圧倒的支持を得た。

中でもポンサン(鳳山)郡オンジョン(恩情)里のタルチュムは郡と道の境を超えて全国的に知れ渡っている。

18年前から恩情里では伝統を継ぐためのサークルを運営している。サークル員は60余人。(画報・「朝鮮」6月号より)

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