県警報レベル下げ初の週末 ニシタチ活気徐々に

3人の予約客に腕をふるう「すし徳」の藤井通規さん。「まだ客足の戻りは鈍い」と話す=25日午後7時6分、宮崎市中央通

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて県が発令していた警報レベルが「2(特別警報)」に引き下げられ、初の週末となった25日、宮崎市の繁華街「ニシタチ」は若者や会社員らの姿があり、活気が戻りつつあった。会食制限は「大人数、長時間は控える」に緩和され、店内では少人数のグループが会食を楽しんでいた。ただ、コロナ以前のにぎわいには遠く、酒や氷の納入業者も苦戦が続く。先行きに不安を抱えながらも関係者は「客は必ず戻ってくる」と口をそろえた。

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