米国の総合格闘技イベント「ベラトール261」(25日=日本時間26日、コネチカット州アンカスビル)が行われ、RIZINやDEEPなどで活躍した渡辺華奈(32)が、開始わずか35秒で無念のTKO負けを喫し、プロ初黒星を喫した。
女子フライ級3位の渡辺はこの日、同級2位のリズ・カムーシュ(37=米国)と対戦。勝てば同級王者のジュリアナ・ヴェラスケスへの挑戦権が手中に収まるだけに、何としても白星をつかみたいところだった。
しかし開始早々、間を詰められ、パンチの連打で押し込まれる苦しい展開となり、そのまま何発も顔面へのクリーンヒットを許す。渡辺もグラつきながら倒れずこらえたが、一方的に殴られて何もできなくなったところでレフェリーが試合を止め、TKO負けとなった。
見せ場もなく初黒星でガックリと肩を落として金網を出た渡辺は、その後自身のツイッターを更新。「1RでTKO負けでした。沢山の方に応援がすごく力になりました。自分が弱く、リズ選手が強かった。自分の実力不足です 結果で返せなく本当に悔しいです。本当に本当にありがとうございました。」とコメント。ここからの巻き返しに期待したいが…。