巨人が破竹の6連勝で虎と3・5差! 戸郷はリーグトップの8勝目

リーグトップの8勝目を挙げた巨人・戸郷

投打がかみ合った快勝だった。巨人が26日のヤクルト戦(神宮)に10―3で勝利し6連勝。首位・阪神が敗れたため、ゲーム差を3・5に縮めた。

投げては先発の戸郷翔征投手(21)がテンポのいい投球を披露。初回こそ村上の適時打などで2点を失ったが、その後はスコアボードに「0」を連ねた。

唯一崩れたのは7点リードで迎えた7回。自らの失策も絡み無死満塁のピンチを招くと、山田の適時内野安打で1失点、ここで降板となった。

右腕の力投に応えようと打線も奮起した。前日に7号の先制2ランを放った大城がこの日も躍動。2回に同点の適時二塁打を放つと、北村も2号3ランを含む猛打賞の活躍を見せるなど、打線が爆発して計10得点。戸郷へリーグ単独トップとなる8勝目(3敗)をプレゼントした。

勢いに乗る戸郷だが、試合後には「野手の方に毎回助けられているので、悔しい気持ちしかない。素直に喜べないですが、もっともっとチームの為に勝っていけたらなと思います」と、7回途中での降板について反省。この日の悔しさをばねに、次戦ではより長いイニングでの奮投を誓う。

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