国際政治学者の舛添要一氏(72)が27日、ツイッターで、政府が新型コロナウイルスワクチンの職域接種の受付けを停止したことについて、その舞台裏を解説した。
河野太郎行政改革相は23日、職域接種に使う米モデルナ製ワクチンの供給が追いつかない可能性があるため、受け付けを一時休止することを発表した。
これに対し企業側からは批判の声が上がっていたが、舛添氏は「民間の職域接種、必要数を大幅に水増ししてワクチンを受け取り、余剰を返却しない不届きな企業がいる。これがワクチン不足の一因だ」とその舞台裏を解説。
さらに「過分な給付金をポケットに入れるモラルハザードと同じ構図だ。官のみならず、民の問題もマスコミはきちんと報道すべきだ。海外からワクチンは潤沢に届いている」と指摘した。