注目のコンパクトSUV、トヨタ カローラクロスとヤリスクロス外観比較! 気になるその違いを写真でチェック

近く正式に国内導入が噂されている今注目のコンパクトSUVのトヨタ 新型カローラクロス。トヨタのコンパクトSUVといえば、2020年8月に登場したヤリスクロスが現在も圧倒的な人気を誇っているが、同社はさらにこの旬なカテゴリーで攻勢をかけようと計画している。そこで今回は、気になる両車の違いを写真ととも比較していく!

トヨタ カローラクロス vs ヤリスクロス

気になる2台のコンパクトSUVを写真で比較

新型カローラクロスは、その名の通り、世界の大衆車ブランド“カローラ”のSUVモデル。2020年7月9日にタイで発表を皮切りに、2021年6月には北米でも発売されており、日本市場への投入も秒読みという状況だ。

ヤリスクロスは欧州でRAV4、C-HRの弟分として登場。こちらもその名の通り、トヨタのグローバルコンパクトカー“ヤリス”のSUVモデル。2020年8月に国内導入されてからは瞬く間に人気のコンパクトSUVとして高い人気を誇っている。

カローラクロス vs ヤリスクロス│フロントビュー

カローラクロス(北米仕様)

新型カローラクロスのフロントマスクは、加飾された枠どりからなる台形グリルを配置。中間部分には樹脂製の黒いバンパー部分を水平に配置し、下部にロアグリルとシルバー調のアンダーバンパーを備え、SUVらしさを強調している。

同様にSUVとしての力強さを表現すべくフェンダーやサイドなどには樹脂パーツが装着されている。

ヤリスクロス

ヤリスクロスのフロントマスクは、フロントノーズが長く見え、スポーティーさよりも重厚感や存在感強め。しかしそれほどクセは強くなく、小柄な割には立派に見せるデザインだ。こちらもカローラクロス同様フェンダー周りに樹脂パーツなどが備わりSUVらしさが演出されている。

カローラクロス vs ヤリスクロス│リアビュー

カローラクロス(北米仕様)

新型カローラクロスのリアビューでは、専用のルーフスポイラーを備えるほか、シルバー調のアンダーバンパーも装着されている。また、ヤリスクロスに比べ、リアの樹脂部分が高い位置に来ておりリア回りもよりSUVらしさが漂う。

ヤリスクロス

ヤリスクロスのリアビューは、フロント同様すっきりとしたスクエア形状の表情を演出。新型カローラクロスとの最大の違いは、ヤリスに準じたランプ一体のブラックバンドの形状だ。

カローラクロス vs ヤリスクロス│ボディサイズ

カローラクロス(北米仕様)

タイで発表された新型カローラクロスのボディサイズは、全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mm。

ヤリスクロス

これに対し、ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、ホイールベース2560mm。

新型カローラクロスは「ちょうどいい」間を取ったサイズ

ヤリスクロスはベースのヤリスとプラットフォームを共有した小さいサイズが魅力だが、後席スペースはファミリーで使うには若干狭い。だからと言って、現状の上のサイズに位置するRAV4やハリアーのサイズ(全長4600mm×全1855mm×全高1685mm、ホイールベース2690mm)は大きいと考える購入検討層にとって、新型カローラクロスはまさに絶妙な「ちょうどいい」間を取ったサイズに位置していることがわかる。

日本で使うには大本命というべき新型カローラクロス。正式な国内導入時期や価格は未だベールに包まれているものの、導入され次第、ヤリスクロス同様瞬く間に人気コンパクトSUVの1つに躍り出そうだ。

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