HKT・宮脇咲良 涙と感謝の壮行会「皆さんのおかげで10年間走り抜けられました」

「壮行会」を開催しグループとしての活動を終えた宮脇咲良

HKT48の宮脇咲良(23)が27日、福岡市内のHKT48劇場で「壮行会」を開催。この日をもって、グループとしての活動を終えた。

2011年にHKT48の1期生として加入。18年の総選挙では3位と48グループを代表するメンバーとなる一方、今年4月まで2年半、日韓12人組ガールズグループ・IZ*ONEの一員として韓国や日本などアジアを中心に活動した。

19日に卒業コンサートを行ったが、宮脇の「「どうしても劇場で(HKT48としての)最後を迎えたい」という強い思いで〝壮行会〟が実現した。

アンコール後、宮脇はドレス姿で登場。自身の卒業ソング「思い出にするにはまだ早すぎる」をソロで歌い出し、途中から現役&駆け付けた1期生の卒業生と涙を見せながら熱唱した。

宮脇は「泣かないと思ったけど、ファンの皆さんの顔を見たら涙が出てきて…。本当に最後だから…」としんみり。「1期生だけで劇場に立つのも何年かぶり。これから集まれるかなと思ったら。みんなで劇場に立てないと思ったら寂しいよね」と言葉を詰まらせた。

ラスト曲を歌う前、HKT48としての活動を終了することが名残惜しいのか、宮脇は「やだよ~!」とダダっ子。そのまま宮脇を中心に1期生とのトークを10分以上も続けたが、意を決したように「ファンの皆さんのおかげで、今まで10年間走り抜けられました。本当に本当にありがとうございました」と言葉を紡ぎ、「遠くにいても」を熱唱した。

最後の最後に改めてメッセージを求められると、宮脇は「え~、めちゃめちゃ泣いちゃったね。私からは本当にありがとうという気持ちしかない」と吐露。「HKT48の宮脇咲良としては今日で終わりだけど、これから(HKT48の冠がない)宮脇咲良として一生懸命歩んでいきたい」と決意した。

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