【ノア】小峠がGHCジュニアヘビー3度目の防衛に失敗「意地とかガッツは全く折れていない」

HAYATA(左)にベルトを奪われてしまった小峠

27日のノア配信大会でGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者の小峠篤司(35)がHAYATA(33)に敗れ王座から陥落した。

前夜配信大会の「次期挑戦者決定戦ランブル」を勝ち上がったHAYATAに対し、王者は一気にたたみかけた。ドロップキックで場外に落とし、エプロンではヒザを連発。さらに首を痛めて悶絶する挑戦者に、非情な首への集中攻撃で完全にペースを握った。

HAYATAもドロップキック、ボディースラム、月面水爆で意地を見せるが、王者はロープを絡めたキルスイッチで応戦。終盤にかけてお互いの月面水爆弾が飛び交う展開となったが、最後はHAYATAのクロス式403インパクトで3カウントを献上した。

3度目の防衛に失敗した小峠は「中途半端に終わってしまった。ノアジュニアを引っ張っていくつもりだったのに」と悔しさで顔をゆがめながらも「このままじゃ終わらない。まだ倒しきれていない相手もいっぱいいる。俺の意地とかガッツは全く折れていない。次は絶対勝つ」と、早くも再起を誓った。

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